ホーム > 学年便り  > 中1週報 第14号「道徳の時間に“時間”について考えてみました」

中1週報 第14号「道徳の時間に“時間”について考えてみました」2016年07月02日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

 

☆道徳の時間に“時間”について考えてみました☆

 時間について,いろいろなとらえ方があります。一つの参考になるのではないかと思います。
「アウェー」と「ホーム」についても新しい視点でのとらえ方ができ新鮮でした。私自身も好奇心を持ちアウェーを
増やしていこうと思っているところです。

時間泥棒の被害者になっていないか 茂木 健一郎:世界一の発想法 
PRESIDENT 2013年2月4日号 より
 1年が7年に相当する「ドッグイヤー」、あるいは1年が18年に相当する「マウスイヤー」ともいわれる昨今。時間の使い方を考えないと、ビジネスも、人生も充実させることができない。時間は、誰にでも本来平等に与えられている資源である。しかし、その使い方は、人によってうまい、下手の違いが大きい。時間の使い方というと、ついつい「効率」ばかりが強調される。しかし、本当に大切なポイントは、ほかにもある。たとえば、日々の時間の中の「アウェー比率」である。サッカーの試合と同じように、仕事にも「ホーム」と「アウェー」がある。ホームとは、自分が慣れ親しんだ、いわば得意分野。それに対して、アウェーは、新しい領域、「チャレンジ」の現場である。年をとり、キャリアを重ねるにつれて、放っておくと次第に人生の中のホームの割合が増えてくる。新しいことに挑戦する「アウェー比率」が減ってきてしまう。ホームの活動ばかりやっていると、「時間泥棒」が出現する。あっという間に、時間が経ってしまうのだ。最近、時間が経つのが早いと感じる人は、時間泥棒の被害者である可能性が高い。この前お正月だったと思ったのに、お盆が来る前にまたお正月が来てしまった。1年が経つのが早い人は、時間泥棒にやられている!

 時間泥棒の被害者にならないためには、人生の中の「アウェー比率」を高めなければならない。
初めてのこと、意外なことに向き合っていると、時間の経過がゆっくり感じられるという実験データがある。単位時間あたり、どれくらい目新しいことがあるか。サプライズがあれば、それだけ時間が充実する。まだ習熟していないことに向き合うと、脳の中の「アラーム」センターである前帯状皮質が活動する。そして、脳全体のいわば「司令塔」である背外側前頭前皮質の働きによって、直面している課題に集中するようになるのである。 慣れたホームより、アウェーで新しい挑戦をするほどに、世界は大きく広がる。初めてのことほど、脳の中の多くの回路が活性化する。聞き慣れた母国語よりも、まだ習得していない外国語に接したときのほうが、広い脳の回路が働くというデータもある。「アウェー」で新しい課題に取り組むことによって、脳の「本気度」が増すのだ。だからこそ、小学校の頃は時間がゆっくり経っていた。小学校1年生のときの、1学期の長さを覚えているだろうか? 足し算、引き算、ひらがな、漢字。さまざまな人生での「初めて」があったから、脳が本気になり、時間の流れが「詰まって」いた。
 
 脳の中には、ドーパミンという神経伝達物質があって、うれしいことがあると放出される。そして、ドーパミン放出の前に活動していた回路が強化される。これが、強化学習のメカニズムである。ドーパミンは、サプライズのときに特に大きく放出される。「人生の初めて」を乗り越えたときに、強化学習を通して階段を一歩上ることができるのだ。たった一度の人生、時間が薄まってしまうのはもったいない。ホームだけでなく、アウェーに挑戦することで、小学1年生の1学期のような、充実した時間の流れを取り戻すことができる。アウェーを新たなホームとすることで、自分の世界が広がる。「アウェー比率」を高めて充実した時間を過ごそう。「なかなか時間が経たない」と感じられるような、サプライズとチャレンジに満ちた1年を送りたい。
参照アドレス:http://president.jp/articles/-/9242?page=1

 飛躍から…
 「道徳」の時間にこんな話があった。「時間泥棒の被害者になっていないか」…。(え!私も時間泥棒にやられてしまっているだろうか!)最初は意味が分からなかったが,授業を受けて思うことがあった。それは,「私の人生の中のアウェー比率を高めよう!」ということだ。

ページトップへ