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中1週報 第24号「最近の出会った記事より」 10月1日発行2016年10月08日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

 中間試験まであと10日になります。自分が出来る準備を精一杯行って,それぞれの試験に臨んでください。1日の学習を終えた後は「飛躍」に学習状況を記入して一日を振り返り,明日の予定をしっかり立てた後で就寝しましょう。

◎効果的に「メモをとる習慣」がある人は、なぜ頭がいいのか?     横山信弘 | 経営コンサルタント
紙とペンでメモをとるには、複数の「思考のインフラ」が必要である

「メモのとり方」を覚える前に

 メモのとり方にはいろいろあります。メモのグッズに関する知識、メモの書き方に対するノウハウなど、まさに千
差万別、多種多様。次から次へといろいろなテクニックが編み出され、公開されています。しかし、大事なことを忘
れている人が多いことも事実です。メモのとり方を学ぶ前に、そもそもメモをとることができるのか、ということで
す。つまりメモをとる習慣があるか、についてです。
習慣とは、無意識のうちにできることを指します。意識することなくメモをとる習慣がある人が、さらに効果的な
メモのとり方を知ろうとするのはいいことです。しかしメモの習慣がない人は、まずメモをとる習慣を身に着けるこ
とが第一です。
「思考のインフラ」とは?
 技能を手に入れる前に、下地となるインフラが整っているかについて意識している人は少ないと思います。私は「思
考のインフラ」と呼んでいます。それでは「思考のインフラ」――習慣はどのようにしてできるのでしょうか?
習慣は過去の体験の「インパクト×回数」でできていると覚えましょう。脳内には、神経細胞によってできたネット
ワークが張り巡らされています。無意識のうちに行動できるようになるには、そのネットワーク間をストレスなく電
気信号が伝達するよう、インフラが整備されている必要があります。そして脳内ネットワーク上にインフラを構築す
るには、外部から大きな刺激を受けるか、同質の刺激を連続して受けるかしかありません。つまり「インパクト×回
数」なのです。「メモをとる」行為に関しては、やはり「回数」でしょう。意識的にメモをとる回数を短期間のうちに
増やします。そうすることで、無意識のうちにできる状態(無意識的有能状態)にすることが可能となります。
なぜ同時に2つ以上のことを実行できないのか?
 メモをとる習慣がない人は、最初から「メモのとり方」など気にしなくとも良いのです。「質」よりも「量」。とに
かく場数を増やすことです。「脳の焦点化の原則」からすれば、脳は同時に2つ以上のことに焦点を合わせることがで
きません。つまりメモる習慣がない人が、メモのとり方を意識しながらメモをとることはできない、ということです。
さらに人の話を聞きながらメモをとることは、一段と難易度が高いことです。習慣がない人は「メモをとっていると
話に集中できなくなる」ことでしょう。前述したとおり、人の話に意識を傾けていると、メモに焦点を合わせること
ができなくなるからです。
パソコンでのメモを勧めない理由
 メモの習慣がない人が陥りやすいのが、「パソコンを使ってメモをとる」行為です。メモデータを後から再利用する
ため、意図的にパソコンで記述する、という方もいるでしょう。しかしお勧めはしません。たとえ最終的にパソコン
で記述するとしても、まずは紙とペンでメモをするプロセスを経てからにしたほうが良いと私は思います。
なぜメモの習慣がない人でも、パソコンを使うと可能なのか? それは話を聞くスピードと、キーボードで打ち込
むスピードが近く、ブラインドタッチで打つことができる人は、それほどストレスを感じることなくパソコンでメモ
をとることができるからです。しかし、キーボードを使ってメモをしていると文章をまとめる力がつきません。会議
議事録をとる、原稿を口述筆記する、というのならともかく、耳に入ってきたものをそのままテキストデータに変換
してアウトプットしていると、思考を働かせる余裕がないため、メモを残すことができてもメモの内容が頭に入って
こないのです。
メモの習慣をつけるには「思考の多層インフラ」が必要
 実のところ、紙とペンを使い、人の話を聞きながらメモをとるには、
 1.話を聞く
 2.話の内容を理解する
 3.話の内容を理解したうえで短い文章にまとめる

という「思考のインフラ」が必要です。つまり、「話を聞いてメモをとる習慣」といっても、何層ものインフラが整備
されていないとできないものなのです。これらを同時に実行するのは簡単ではありませんが、「話を聞きながらメモ
をとる習慣」を若い頃から体得している人は当然、脳の「思考系」が鍛えられます。脳の基礎体力がつき、頭の回転
が速くなるのです。さらに、人の話を聞きながら効果的な図柄を挿入したり、ポイントを整理して箇条書きまででき
るようになれば、相当なスキルです。5~6種類の「思考のインフラ」が組み合わされないと実現できないからです。
頭がよい人は、やはりメモのとり方、ノートのとり方が違います。アウトプットされた内容に目を向けるだけでなく、」 
そこにいたるまでの訓練プロセス。習慣化するまでに工夫した歴史に目を向けるべきでしょう。
 メモのとり方を勉強してもなかなか身につかない人は、メモの習慣がないからです。面倒であっても場数を増やし、
メモをとる習慣を身につ着けましょう。何層もの「思考のインフラ」が構築されれば、他の技能もまたそのインフラ
の上に乗せることができるようになります。
    参照アドレス:http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20130807-00027095/ 

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