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中2週報 第23号 「 植物から学ぶ 」2014年10月17日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

 今年の夏にお祝いとして観葉植物をいただきました。その中にオレンジの花をつけたクロサンドラという植物があり,とてもきれいで見ているだけでとても癒されます。7月下旬妻が出産を控え実家に帰っている間,一人暮らし生活がスタートしました。とりあえず人間らしい(?)生活はできておりましたが,これまでまともに植物を育てたことのない私は十分にその植物の世話をすることができませんでした。一人暮らしから1週間過ぎたころ,かわいらしいオレンジの花は散っていき,緑の葉と茎が残るばかりでした。とりあえず水をやったり,陽に当てたり陰に入れたりとありきたりの方法で延命しようと努力しましたが,元気がなくなる一方でした。妻が帰ってきて,植物の世話をバトンタッチしたところいつの間にか,あのきれいなオレンジ色の花が鮮やかに咲き乱れていました。妻にどうやったのかと尋ねたところ,「数枚の葉が枯れていたから切り取ってあげた」とのこと。その言葉を聞き,再びクロサンドラの花を眺めながら人間も植物も同じだと感じました。

 

 私は花が咲かない原因は「何かが足りない」と思い,水や日光をただただ与えていただけでした。実はそうではなく与えたものを十分に吸収できない状態だったのです。「与えること」と「取り除くこと」。特に「取り除くこと」は勇気がいります。しかしこの繰り返しこそが,綺麗な花を咲かす特効薬だということをこのクロサンドラから学ぶことができました。人間も同じで,身体はもちろんですが心も健康でなければ,いくらいいものを与え続けても吸収できないのだと思います。もちろん人間は植物のように調子が悪いところを簡単に切り取ることはできません。しかし,ちょっとした言葉かけや何気ないコミュニケーションがきっとその部分を取り除いてくれる1番の治療法なのではないかと思います。ぜひ周りの人もそして自分自身のことも普段からよく観察して,いつもと違う部分などに気付いて声掛けできるといいですね。きっとそれだけで笑顔という花が咲き誇ると思います。

 

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