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高3週報 第4号「記録で飛躍」 4月28日発行2018年05月02日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

☆記録で飛躍☆
 大学の研究室に入って,指導教官に初めに言われたことが,「理科の勉強をしなさい」でも,「統計解析の勉強をしなさい」でもなく,「文章の書き方を勉強しなさい」でした。初めのうちは,レポート一つにしても,内容よりも文章の書き方を指摘されることが多かったです。成果を残そうと思ったら,何かの大会で優勝する等の実績がない限りは,自分のしてきたことを論文などの「文章」で残すしかないからです。さらに,ただ書けばいいという訳でもなく,その文章が他人に伝わるものでなければ,パワーが激減してしまうというのです。「話す」言葉をそのまま書けばいいかというと,そういう訳にもいきません。「話す」言葉は,表情,声のトーン,抑揚等,様々な情報により装飾されたものなので,「書く」となると,さらに言葉を厳選する必要があります。なぜ私が「飛躍を書いた方がいいよ」としつこく言うか,その目的の一つが,「文章力」の醸成です。

 私が「記録」にこだわる理由は,それだけではありません。文部科学省の「国公私立大学入学者選抜実施状況」によると、2017年度の大学入学者全体の44.3%が推薦・AO入試によるものでした。(ベネッセ教育情報サイトより)
 http://benesse.jp/kyouiku/201801/20180117-1.html
 小論文の時間などに話があったかと思いますが,大学に入る手段は一般入試だけではありません。そして,だからといって,推薦・AO入試が「楽」かというと,そういう訳でもありません。戦うための材料を揃えなければならない点は共通していますが,推薦・AO入試は,より一層,その材料集めを意識していないと,まともに戦えないと考えています(どこの大学でも構わないなら別ですが)。その材料の一つになるのが,些細な提出物の積み重ねです。「〇〇のふりかえり」など,生徒の皆さんが今までどのようなことを感じ,どのような力を身に付けてきたのかという記録の塊は,十分な武器になると考え,コピーを取ってファイリングしてあります。提出していなければ,他の人より武器が少なくなるということです。提出したとしても,きちんとした文章で記録できていなければ,使い物にならないということです。戦いは既に始まっている。

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