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高1週報 第32号「担当者より」 2014年12月16日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

☆ 苦手科目

 今年最後の定期試験が終わりました。定期テスト前後の飛躍を見ると,苦手科目を克服したいという思いがひしひしと伝わってきます。誰でも苦手な科目はあります。私が学生の頃は化学が苦手で泣きながら勉強したこともあります。苦手科目の勉強は着手するまでの心理的なハードルが高いので,そのハードルを下げる必要があります。

 そのときに自分に言い聞かせるといいのが「4分だけやってみよう」という言葉です。人間とは不思議なもので,やりたくないことでもいざ取りかかると集中してやってしまうことがあります。定期テスト前に机を片付け始めたらついつい没頭してしまったという経験がありませんか。これは,「何事も初動の4分を超えると意識せずに継続できる」という人間の脳の仕組みが働いているからです。アメリカのズーニンという心理学者が提唱した「初動4分間の法則」による行動です。もちろん,やってもみてもやる気がでないこともあるので「4分だけやってみよう」と考え,夢中にならなければ別の科目を勉強するという姿勢で臨んでみてください。実際にしてみると,苦手なことでも 20分ぐらいは過ぎています。ぜひ初めの一歩を踏み出してハードルを越えてくださいね。

 

☆ 年内に済ませること

 古典の期末試験で出題した『土佐日記』は,紀貫之が師走に土佐を出発し,翌年2月に都の自邸に着くまでの55日間にわたる旅日記です。元日の記述では「今日は都のみぞ思ひやらるる。」と,都にいたときのように華やかな正月を迎えたいと思わず口にする場面があります。貫之の場合は自らが招いた土佐赴任ではなかったのですが,新年を迎えた時に,過去を羨むのはなんともきまりの悪い経験だったのではないでしょうか。

 生徒のみなさんも,去年これを済ませていればと新年に思うことがないように,提出物,テストの訂正,模試の復習,図書の返却など,学校生活でやり残したことがないかもう一度チェックしましょう。テストが返された後に早速ノートを開いて訂正に取りかかる姿を目にします。学習の習慣が身についてきている証拠です。今年やるべきことは今年中に済ませてしまいましょう。

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