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高1週報 第36号 「素直な心」2015年02月10日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

 

 

守破離(しゅはり)という言葉を知っているでしょうか。武道の経験者は耳にしたことがあるかもしれません。守破離とはその道の修行における順序段階の教えです。修行の第一段階は,師の教える型をそのまま「守る」ことから始まります。基本の教えを正確に,忠実に身に付けることに励みます。次に,師の流儀を身につけた後, 自己研鑚を積むことで既存の型を「破る」段階に入ります。他流を学ぶことで師の型を洗練させていきます。最終的には,師の型や自分の創造した型から「離れ」,特定の流儀にとらわれることなく自在に力を発揮することができるようになります。これが,守破離の教えです。

 

勉学に置き換えてみましょう。みなさんの現在の段階は,「守」にあると思います。「基本の教えを正確に,忠実に身に付ける段階」です。自分の学習習慣を振り返ってみましょう。1週間に20時間以上という学習時間を守っているか。定められた範囲の予習や復習,宿題の提出期限を守っているか。学校全体,クラス,教科,それぞれの教えを素直に身に付けようとしているか…。かくいう私も,高校時代は型を守る前に破ろうとしてばかりいました。現代文の読みが「素直じゃない」と先生に言われ続けても,それなりに得点できてしまうので,自分なりの勉強法と勘で押し切っていました。反骨精神というよりは意地だったと思います。しかし結果はやはり「それなり」です。ある先生との出会いで,現代文の正確な読解の方法を学び,曖昧な勘とこだわりを捨てることができたのは高校3年生の頃でした。今振り返ると,型を吸収する機会と素直さを失っていたのだなと思います。現在は,反動なのか基礎基本大好き人間になりましたが。

 

挨拶をする,服装を整える,ノートに書く,音読をする,単語を覚える,1冊の問題集を何回も解く,一見単調に思える数々の教えは,型を形成するいくつもの要素なのです。素直な心で基本を身に付け,自分の型を創造していってください。

 

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