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中2週報第32号「2学期を振り返ると」2019年12月21日

 修学館では,保護者に対するきめ細かい情報発信の一つの手段として,中1~高3の全学年,学年便り(週報)を原則毎週末に発行しています。日常の学校生活の様子等の情報を積極的に発信し,保護者との情報の共有ができればと思います。修学館のホームページでは,「学年便り(週報)から」というコーナーを設け,学年便りにあった面白い記事,感動する記事などを皆さんに紹介します。更新を楽しみにお待ちください!

「☆2学期を振り返ると☆」
 3学期に向かうにあたり,まず2学期をふり返っていきましょう。文化祭,中間試験,ワールドカフェ形式の教育講演会,スポーツ教室などの部活動の大会,遠足,期末試験,クラスマッチなど多くの学校行事がありました。それぞれの行事で何を学びましたか?上手くいったこと,悩んだことは何ですか?学校行事を通してどんな力が身に付いたと思いますか?今,頭の中でふり返り,行事を通して成長したことを考えてみましょう。そして,次の行事や今後の生活に何か活かすことができないか考えてみましょう。学校行事は皆さんが大いに成長するチャンスです。体育祭や文化祭,部活動は学生の時にしかないイベントだと思いますが,その活動を通して学んだことを日々の生活や社会に出てからの生活に結びつけることが大切だと思います。例えば,自分は合唱コンクールで金賞を取りたいとします。しかし,合唱は苦手で一生懸命しない人がいる。ここで,一生懸命しない人に対してどう対応しますか?おそらく,「やれ!」と言ってもしてくれないでしょう。無論,一生懸命やらない人にも非があります。しかし,自分が賞を取りたいのであれば,その人が何にモチベーションを感じるタイプの人なのか,どのようにしたら自分の気持ちが伝わるかなどその人が頑張ってくれるよう工夫することも必要です。そうして対話していくことで,初めはやる気が出なかった人がやる気を出し,全体がまとまって金賞が取れる可能性が高くなりますね。
 では,この“合唱”を“仕事”に置き換えてみましょう。仕事はやるべき事だと思いますが,人によっては得意分野と苦手分野があり,全ての仕事に対して全力で挑める人は少ないと思います。もし,自分がその組織を引っ張っていく立場であるとしたら,他の社員のモチベーションを高める工夫が必要です。どうしましょう?合唱のときと似たようなシチュエーションだと思いませんか?リーダーとして個々の社員と対話し,同僚のやる気を高められるかがとても大切になってきます。個々の力を合わせることでより良い仕事ができ,組織として機能すると思います。合唱と仕事は全く違うものかもしれませんが,対話(コミュニケーション)を通して人を説得することが成功へとつながるという点では共通点があるのかもしれません。他の行事や日々の生活,授業など様々な活動も,自分が気づかないうちに将来に活かされるものになっていきます。2学期をふり返り,今後に活かせるものは何か,考えてみましょう。

「☆今やってる勉強って役に立つの?☆」
いくら「社会にとって必要だから」とか,「いつか必要になることもあるから」とかいわれても、やっぱり「“なんでこんなこと”を強制的に勉強させられなきゃいけないんだ」という疑問は、完全には晴れないんじゃないかと思います。 それはほんとうにその通り。実際,受験勉強で得た知識なんて、大学に入ればまず大半は忘れてしますし、社会に出ればその多くはほとんど使うこともありません。あれもこれも“こんなこと”を大量に強制的に勉強させるなんて、やっぱり非合理的なのです。だから私の考えでは、学校は、本来、すぐ忘れてしまうような細かい知識を大量につめ込むんじゃなくて、どうすれば「学ぶ力」を最大限はぐくむことができるかと考えるべきです。そう、学力とはとどのつまりは「学ぶ力」のことなのです。みなさんがいつか出ていく実社会や職業の世界は、多くの場合、知らないことだらけ、学ばなければならないことだらけです。私たちはさまざまな場面で、さまざまなことをみずから学んでいかなければなりません。だから、知らないこと、分からないことがあれば、それをそこでちゃんと「学ぶ力」があるということ、このことこそが重要なのです。自分の直面した問題をどうすれば解決できるか考え、そのために必要なことを「学ぶ力」。これが学力の本質です。やがて忘れてしまうような知識の量は、学力の一部ではあっても本質ではないのです。
 
では,学校ではどんな勉強をすればいいのでしょう。・・・・・・・・
 『勉強するのは何のため?』苫野一徳 一部抜粋
続きは自分で本を読んでみて下さい。学級文庫にあります。学校行事の話と同じで,テストで学んだ知識が直接役に立つ機会は少ないかもしれませんが(もちろん必要になる知識もあります),学び方を学ぶ,学校で学習した内容と社会と結び付けてみることは大切なことですよね。2学期は多くの教科でレポートや調べ学習を実施しました。これは,学力の本質である「学ぶ力」を身につけてほしいからです。テストに関係ないから,入試には出ないから適当にやろうなどという意識で自分の成長を止めないようにして下さいね。入試を突破して終わりでなく,皆さんには社会に出て活躍してほしいので。
苫野先生

☆国際バカロレア教育啓発セミナーin九州 (明日 14時~16時)☆
 ここまで書いてきたように,コミュニケーションについて国語から,理科から,社会から,そして合唱などの学校行事からそれぞれ考えていき,それぞれの教科の内容を結び付けてコミュニケーションについての理解を深める。そして,それが実社会につながっていく。国際バカロレア(IB)では,このような学習を「概念理解」を深めていく学習としています。また,IBは「学び方を学ぶ」ことが大事であると謳っています。この週報の内容に興味を持っていただいた方はぜひ,参加されて下さい。
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