中高一貫校 鹿児島修学館 | 鹿児島修学館中学校 鹿児島修学館高等学校

  • 中学校募集要項
  • 高等学校募集要項
  • オープンスクール
  • 学校説明会
  • 資料請求
menu

NEWS

  • HOME > 
  • NEWS > 
  • ☆中2「鹿児島まち歩きモデル…
2024/05/20
☆中2「鹿児島まち歩きモデルコース」発表会

4月下旬から始まったイベント「鹿児島まち歩きマップを作ろう!」の集大成となる成果物発表会を5月17日(金)に行いました。

今回中学2年生が取り組んだのは、鹿児島市の観光振興課の職員になりきって「ユニークで尖ったまち歩きモデルコース」を提案することでした。

グループごとに、ユニークとは何か、どんな人を対象にするのか、どんなコースを歩くのかなど時間をかけて話し合い、モデルコースを決定しました。5月2日には、自分たちで考えたモデルコースを確認するフィールドワークも行い、実際に歩くことで分かったことや感じたことを活かして提案をまとめました。準備は発表会前日の放課後まで続いたグループもあったようです。

発表会当日は、実際に市の観光戦略推進課や鹿児島まち歩き観光ステーションの方々を審査員としてお呼びしました。生徒たちは緊張しながらも、一生懸命に発表をやり遂げたようです。他のグループの発表も、真剣な眼差しで聞き入っていました。

実際にまち歩きや観光に携わっている方々から評価していただき、直接フィードバックをいただける大変貴重な機会となりました。

生徒それぞれの学びや成長については、「振り返り」から見えてきました。一部抜粋を紹介します。

 

〇今回の体験学習を通して思ったことは、今までは普通のこと過ぎて興味を持たなかった歴史や文化ことについて、他の都道府県の人から見てどのような印象なのかを聞いてみたいと思った。だから実際にインタビューして感想を聞いてみると、思ったより高評価だったので、自分の住んでいる地域がすごいところだということの実感が湧いた。今まで知らなかった、知ろうとしなかったことを今回の学習で興味を持つことができてよかった。

 

〇(ATLスキルに関して)協働スキルは、成果物を作成する場面でも大いに活用できたと感じる。なぜならグループのメンバーで意見が合わず、対立が起こったときでも改善策をみんなで考えながらその問題に対処し、協力的になることが出来たからである。多数の人が同じ成果物を作るとなると、人それぞれ価値観や意見が違ってくるため対立が起こりやすかったが、自分の意見を述べながらも他者の意見を尊重することで結果的により良い成果物を作り上げて発表することが出来たと思う。これからの将来でも、必ず他者と協力して意見の合わない人とも共同作業をしなければならないことがあると思うが、今回の授業で学んだ「自分も他者も大切にする」ということを忘れずに意識していけたら良いと考える。

 

〇私は人々の歩んでいった歴史に興味を持つことができた。なぜなら人の願いによって残された証拠がたくさん眠っている事がわかったからだ。例えば鶴丸城は人が残そうと思ったから今のわたしたちにも見ることができるということがわかった。