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高3文系国語の時間では、9月21日(木)の「国際平和デー」に向けて、「平和」についてのレポート作成に取り組んでいます。
図書室にて「平和」を探究できる本を選ぶところから始めました。司書の先生にも相談しながら、ジャンルや時代にとらわれずに本を選んでいます。本が決まったら分析して、各自の問いに基づいて「平和」について探究していきます。どんなレポートが出来上がるのか楽しみです。
10月末の修学祭,またその中で行われる合唱コンクールに向け学年が動き出しています。今週の道徳の時間は学年で集まり,まずは校歌を歌うことから始めました。これからは学年で集まるたびに校歌を歌うことが,学年主任から高らかに宣言されました。
合唱コンクールで指揮をする人が前に出て来て雰囲気を盛り上げる中,全員が校歌を歌いました。これからその迫力が増していくところです。合唱コンクール楽しみにしていてください。
今,修学館の図書室にはなぜか東京オリンピックの聖火リレーで使われたトーチが飾られています。なぜかと書きましたが,実は1つ前のお知らせでお伝えした「授業の様子〔パナソニックキッズスクールKWN映像制作ワークショップ・IOCヤングリーダーズ特別ワークショップ〕」が関わっています。
9日(土)にパナソニック,IOC,徳間書店の方々がいらして,中学1・2年生が映像制作について学びました。午後は,IOCヤングリーダーズによる特別ワークショップも実施されました。これに関連して,パナソニックが保管している東京オリンピックの聖火トーチをご厚意で修学館に持って来ていただいたのです。あと数日は修学館に聖火トーチがあります。本物です。
触っても大丈夫ですよと説明を受けたので,「実際に持つこともできますので、ぜひ本物に触れられる機会を利用してください。非常に貴重なものですので、扱いにはくれぐれも注意してください。」と修学館生にはアナウンスをして図書室に飾っているのです。私も実際に持ってみましたが,思ったよりも軽いのが印象的でした。そのことを中学生2年生男子に伝えると,「じゃあ,僕たちも行ってみよう。」と,その場で図書室に向かう生徒の姿がありました。
パナソニックさん,大事に大事に取り扱うようにいたします。貴重な機会をありがとうございました。
9月9日土曜日、中学1年生と2年生は、特別ワークショップを受けました。パナソニック、IOC、徳間書店の方々がいらして、映画監督の朴正一さんを講師として映像制作について学びました。生徒たちが実演しながら撮影チームでのコミュニケーションの取り方やテーマ決め、脚本のつくり方など、他の場面にも通じるような学びがありました。しばらく、本格的な4Kカメラやマイクもお借りします。今後、今回の学びもふまえて、KWNのコンテストに向けて自分たちの伝えたいことを映像にしていきます。
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/kwn/contest.html
午後は、IOCヤングリーダーズによる特別ワークショップも実施されました。
https://olympics.com/ioc/young-leaders
中1国語の時間に夏休み課題の「世の中をよりよくするためのスピーチ」の発表を行いました。
発表はグループごとに行い、それぞれのよいところと伸びしろについてのフィードバックも送り合いました。
生徒たちは人に意見を伝えることの楽しさや難しさを実感したようです。
2学期最初の道徳の授業では、夏休み中に行ったSA(奉仕活動)の共有と振り返りをしました。グループで話し合ったり、もくもくと振り返りを記入したりしながらSAを通して学んだことや自身の成長を再確認しました。
9月1日に,新中学生徒会の任命式が行われました。様々な学校活動(朝の挨拶運動,土曜日放課後の整美・ボランティア活動,毎月の委員会活動,各学校行事の主催・お手伝い)をしっかりと進めてきた先輩たちから,生徒会活動を受け継いだのです。これからは中学2年生を中心とした生徒会が,自分たちの力を発揮していかないといけません。
分からないことがあれば仲間とともに考え,ときには先輩たちからアドバイスをもらい,動いていってもらいたいものです。そして実は生徒会だけでできることなどたかが知れています。どれだけ多くの中学生を巻き込んでいけるのか,そこにかかっているのではないでしょうか。新生徒会の皆さんのガッツや協働の力に期待しています。新生中学生徒会のこれからの活躍に,皆様ご注目ください。
長かった夏休みもあっという間に終わり,本日から気持ちも新たに2学期のスタートとなりました。2学期は10月の修学祭,合唱コンクール,11月の一日遠足,12月の中2関西方面体験学習と学校行事も目白押しです。生徒の活躍が今から楽しみです。
始業式の中で入試激励会が行われ,生徒会のつくったスライドショーや,高校生徒会長からのあたたかく心のこもったメッセージが高3,中3の生徒に伝えられました。
修学館の学校教育目標「みんなが学ぶことの楽しさを知り、学び続ける力を身につける」の「みんなが」は教職員も含みます。夏休み中、全国各地のさまざまな学習会や研修会で学びました。8月22日~23日には、IBのパーソナルプロジェクトについての校内ワークショップが実施されました。札幌から講師の先生に来ていただき、2日間朝から夕方までみっちり学びました。生徒のみなさんは、これから様々な授業で、「エビデンス(根拠・裏付け)は?」と問われることが増えるかもしれません。
【↑ワークショップ修了証】
【↓修学館のインスタグラムにも掲載しています】
https://www.instagram.com/reel/CwSMygooIk7/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
図書館は校舎3階にあり、教室から近く、生徒たちが気軽に立ち寄れる場所です。蔵書数は、現在、約39,000 冊です。新聞6紙と雑誌12誌を購読しています。
ドア上のガラス部分に、図書委員が海をイメージして季節の飾りつけをしてくれました。
プロジェクター、ホワイトボード、可動式の机・椅子、ICT環境が整備され、少人数の授業やグループ学習、イベントなどで使いやすいスペースがあります。中学1・2年生がオープンスクールの発表練習をしている様子です。
図書館が授業で活用されることが増えてきました。中学3年生の国語の授業でのグループ活動の様子です。クロームブックと図書館の資料を併用しながら、詩・短歌・俳句を作ったり、鑑賞文を書いたりしています。
中1社会 『ツーリズム ~旅行計画書とチラシを作ろう~』
中1美術
『フォントと色 ~フォントと色によって印象はどのように変わるか~』
授業とのコラボ展示も行っています。関連図書や参考資料のほか、生徒が作成したレポートや作品も展示しています。
もちろん授業以外でも、多くの生徒に利用されています。昼休みは、読書を楽しむだけではなく、自由にくつろいだり、友人と楽しく過ごす様子が見られます。 放課後は、通常18:00まで開館しているので、自習に励む生徒もいます。
7月23日(日),鹿児島修学館中学校・高等学校オープンスクールが開催され,300人を超える多くの方が来場してくださいました。感謝申し上げます。
昨年はオープンスクール直前のコロナ感染拡大による来校者を招いての開催中止判断,オンラインでの開催となっただけに,たくさんの方に来ていただき直接いろいろなご質問・お声かけいただけることが大変うれしいことでした。本当にありがとうございました。
中学1・2年生による学校紹介
学校説明が終わった後,来校者は校内20会場(教室・図書室・理科室・美術室等)に分かれた場所で,中学校1・2年生合同でつくられたグループの学校紹介(授業のようす・IBについて)を聞いたり,校内見学を行うことができました。
中学1・2年生はそのためのグループ編成を4月末には行い,協力しながら来校者の方達への説明の準備を進めてきました。当日彼らは上手く発表・説明できたでしょうか。来校した方々からの厳しくても構いません。心のこもったあたたかいアドバイスやメッセージをお待ちしています。
説明後は来校者の方から出た質問にどう答えるか,そんな力も求められます。もちろん,こんな時には先輩である2年生が活躍します。
会場の様子
スフィロボルト実演
Sphero BOLTとは,タブレット・スマートフォンアプリで動かすことができるボール型ロボットです。工夫次第で遊び方が無限に広がります。修学館では高1の情報の授業で使用していて,今回は来校した小中学生に動かしてもらいました。
この度は、オープンスクールへの参加のお申し込みをいただき、誠にありがとうございます。現在400名近くの方がご参加予定です。皆様のご期待にそえるオープンスクールとなるよう準備を進めております。つきましては、オープンスクールへのご参加の際は、下記の事項を厳守していただきますようご協力をお願いいたします。なお、インターネットによる受付は21日(金)正午に締め切らせていただきます。当日受付も行いますので、当日は直接、受付(事務室前)までお越しください。
・駐車場は本校校庭に用意いたします。正門よりお入り下さい。
・ 受付は9:00から(事務室前)となります。受付後、本校生徒が各教室まで誘導いたします。
・当日、体調不良や平熱より体温が高いと感じた場合などはオープンスクールへの参加をご遠慮ください。
・ 情勢の変化によっては「三密」を避けるため、教室内への入室人数を制限する場合がございますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※23日(日)当日は、鹿児島祇園祭 おぎおんさぁ開催のため一般道の混雑が予想されますので、時間にはゆとりをもってお越しください。
中学2年1組・2組・3組でMYP歴史の最初のユニットの総括課題の発表を行いました。総括課題は,日本の国家形成期(古代から鎌倉時代まで)に,日本の社会にとって重要な影響を与えたのは中国文明かそれとも日本独自の要素か,を考えて世界のMYPを学ぶ同世代の生徒たちに歴史のニュース番組形式でプレゼンテーションするというものでした。
中国文明(渡来人・聖徳太子・漢字・聖武天皇・鑑真・天平文化・遣隋使・遣唐使など)と考えてプレゼンした班が多かったのですが,日本独自の要素(天皇・武士・仮名文字・国風文化・寝殿造など)と考えて発表する班もありました。ニュース番組形式という指示があったので,グーグルスライドで取り上げる内容をスクリーンに示しながら,キャスター役2人の掛け合いで歴史ニュースを進行させ,アナウンサーが具体的なトピックを紹介し,専門家がそれについてコメントをするなど,役割分担をしてプレゼンテーションを行っていました。
7月4日(火)に、米国ミネソタ州のサウスウエスト高校の生徒10人と引率者2人の12人が、本校へ到着しました。交流生達は、全校朝会で紹介と歓迎を受け、そのあと各教室へ向かい学習活動等に参加しました。
5・6時間目は、高校一年生の実行委員が5月末ぐらいから準備してきた「サマーフェスティバル」を実施しました。参加した交流生の中には、実行委員が用意した「浴衣」を着た人もいて雰囲気を盛り上げてくれました。まず交流生を囲んで5人ぐらいのグループで自己紹介をしたあと、用意されたブースに向かいました。1組が射的・書道体験・輪投げ・福笑い・けん玉のコーナーがあり、2組がボーリング・スーパーボールすくい・輪投げのコーナーがありました。交流生は、それぞれのコーナーで高校生にやり方を聞きながら楽しんでいました。最後に2組で「クイズ大会」があり、お互いの国や高校についての質問やアニメなどの興味のあることなどが質問になっていました。交流生もいろいろなアニメーションについて知っていたり、iPhoneの翻訳機能で共通理解を図っているグループもありました。参加した全員が楽しそうにした2時間でした。実行委員会のみなさんご苦労様でした。
「英語で伝えることが、とっても難しかった。語彙力のなさ。本当はもっとしゃべりたかった。」
「テストと重なって準備が大変だった。また、大雨も重なりメンバーも揃わなかった。でもみんな楽しんでいた。」
7月2日(日)に,鹿児島県内全ての私立中学校・高等学校が参加する私立中高フェアが行われました。例年であれば8月中旬に行われていたこのイベント,今年は秋に開催される国体の影響でこの日に行われることになりました。
朝9時から始まった私立中高フェア,終了の15:00まで多くの方に修学館のブースに来ていただきました。ありがとうございました。感謝申し上げます。
7月23日(日)には修学館オープンスクールがありますので,その案内をすると,「もう申し込んでいます。」「家族で行く予定です。」とうれしい返事が返ってくることも。感謝の気持ちでいっぱいになると同時に,多くの方が来られるであろうオープンスクールを,生徒も教職員も含めた私たち修学館一同きちんと迎えられるかどうか,身震いする思いもわいてきました。
下の写真は,私立中高フェアが開場する直前の様子です。来場者がこんなことを質問したら,こんな返答をしようと,様々なシュミレーションをしながら,開場を待っている修学館の教職員です。
修学館の制服は今年度からリニューアルされています。
今年度の私立中高フェアは過去最高の来場者数であったと,イベント終了時に発表がありました。このイベントの様子は,共催のMBC南日本放送のニュース映像からご確認ください。
2023私立中高フェアMBCニュース
6月30日(金)の7限LHRの時間に,中学校生徒会長選挙の立会演説会&投票が行われました。今年は3人の候補者(全員2年生)が出て,自分がなぜ生徒会長に立候補したのか,自分が生徒会長になったらどういうことをしたいのか,そういったことを熱く,そして真剣に語ってくれました。
また,それを聞く中学生の態度も非常に良かったように思います。やはり1年間自分たちが生徒会を運営してきて,いろいろな苦労をしながら様々なことに取り組んできた3年生の存在が大きかったように思います。それをきちんと引き継いでいけるかどうか,新生徒会長,新生徒会にはそういうことが求められます。
立候補者3人の演説は全員素晴らしかったです。そしてまた,応援演説を担った人たちも,立候補した人達の後押しにつながるようあの手この手を考えながら,ユニークかつ繊細な応援演説を行いました。
その日のうちに開票作業が行われ,新生徒会長が決定しました。これから専門委員長を決め,新生徒会が始動します。どのような生徒会活動を見せてくれるのか。これからの修学館中学校生徒会,修学館中学校生徒の活躍を楽しみにお待ちください。
IB体育では、積極的にICTを活用した授業に取り組んでいます。
ICTを活用した授業では、多様で大量の情報を収集、整理・分析、まとめ、表現することができます。
陸上競技(ハードル走)で、メンバーのフォームを撮影する様子
器械運動(マット)で、グループの演技構成を作成する様子
一般的な体育授業の場合、生徒達の技能差が大きく出てしまうという課題があります。そこで、本体育科の授業では、自分自身が設定した課題に向かって取り組み、1個ずつ積み上げていくような学びとなることで、すべての生徒達が運動を好きになってほしいと考えています。そのような体育授業を目指すうえで、ICTを活用できるのではないかと考えています。
今年度より体育施設にプロジェクターを設置
グループ活動の振り返りをしている様子
生徒達は、毎回の授業の中で、その日の活動の振り返りを行います。今日は何を(内容)、 どのように考え(思考過程)、そこから何を理解し(意味)、何を見い出すことができたか(価値) を振り返る学習活動を行うことで、メタ認知力が養われます。この力が高まると、生徒自身が振り返りを通じて、「探究の何にやりがいを感じたのか」「自分はどう成長したのか」「何が上手くできなかったのか」等を表現できるようになっていきます。 そのことが「次はこれを探究していよう」「次はこうしてみよう」など、次の探究へ主体的に取り組むことにもつながります。また、振り返り活動の成果は、下の写真のような日常生活にも活かされています。以前は、バラバラに脱ぎ捨てられていたスリッパも、今では整然と並ぶことが多くなりました。これも、生徒一人一人が自身をメタ認知し、「振り返りができる人」を体現している成果なのだと感じます。
授業の際の体育館入口の様子
※高等学校の授業の様子については以下をご覧ください。
(2022.12 Benesse発刊VIEWnextに掲載されました)
VIEWnext サイト内記事
6月21日の「総合的な学習の時間」に中1~中3合同で相互発表をしました。
中学3年生は、自分の興味関心に基づいて探究しているテーマについて一人ひとり発表しました。中学1・2年生は合同のグループで「IBの学びについて」の発表でした。それぞれの良い部分やスキルが学年を越えて学校全体に伝わっていく機会になっていたと思います。また、お互いの発表を見ての気づきや得られたフィードバックをもとに、探究や発表を進化・深化させていくよう期待します。
【生徒記入のふりかえりより】
〈中学1年生〉
●3年生は一人でスライドをつくり、私では思いつかないようなテーマを探究していて面白かった。
●3年生の発表を聞けて、自分たちのスライドの参考にしたいと思った。
●3年生からのアドバイスをしっかり生かせるように、すぐに改善することができた。
●3年生の発表を聞いて、何か感覚で違うところがあって尊敬できた。
●三年生のプレゼンは面白いものばかりです。わかりやすく見本にもなりたのしかった。
●先輩と自分たちのスライドは全然見やすさがちがい、先輩のは伝わりやすかったです。
〈中学2年生〉
●先輩たちの発表を聞いて、自分たちのものよりもわかりやすくきれいにまとめられていてすごいと思った。今回の先輩たちからのフィードバックを受けて、最後の仕上げをしたい。
●3年生の発表は、具体的なテーマから抽象的なテーマまで幅広かった。自由でいいんだなー。
●3年生の発表は、すごく堂々としていてとてもわかりやすくて、やっぱりすごいなと思いました。
●死ぬほど緊張しました。先輩たちはやっぱりまとめ方が上手でした。
6月19日(月),授業のまとめとして,ダンス発表会を行いました。
k-popアイドルさながらです
応援団演舞をモチーフに、曲にのせたパフォーマンス
現在、7月23日(日)開催予定のオープンスクールのお申込みを開始しております。
右上のオープンスクールのマークをクリックしていただき、お申込みフォームよりご登録ください。
皆様にお会いできるのを教職員・生徒一同、心よりお待ちしております。
6月上旬,中1の理科授業は「煮干しの解剖」を行いました。みなさん,解剖というとカエル,ネズミ,モルモットなどを思い浮かべるでしょうか。それらの解剖を行おうと思ったら,実に大変な準備が必要となります。実はどのご家庭の食卓にもある「煮干し」を使えば,簡単に解剖実験ができるのです。
中学1年生のみんなも,「え~,煮干しの解剖なんてできるの?」などと言いながら,自分の使う煮干しを選び出し,つまようじやルーペを使いながら,楽しそうに解剖を行いました。
用意されたプリントに細かく分けた煮干しを貼り付け,それがどの部分にあたるのかクロームブックで調べたり,画像としてデータを保存したり,たくさんのことに取り組みました。友達と話すことで情報を共有したり,学び合いを行うことができていたようです。
6月17日土曜日、中学1年の「IB学際的単元」の一環で、漫画家の白水汰一さんによる特別授業が実施されました。
白水 汰一さんプロフィール
主な目的は、AIなどのテクノロジーがあっても、「それでも自分で考えたい・書きたい・描きたい・創りたい・表現したい」という気持ちを高めることです。中学1年生は、ワークショップやクイズを楽しみながら「つくる側」の視点に触れたことで、さまざまな気づきを得られたようです。
【生徒記入のふりかえりより】
★今日分かったことは、イラストや漫画を描くときには、人物の感情を入れると個性やアイデンティティが生まれてくるということだ。また、問いかけなどのタイトルにすることで相手の興味を引き、見たくなるということを知ったので、社会の授業での旅行パンフレットづくりにも役立てると思った。
★「主義」について普段考えたことがないようなことを考えて、貴重な経験をした。マンガやアニメは全く興味がなく、知識もなかったが、その壁を感じず、とても楽しめた。
★今日の授業を受けて、「ネーム」などの漫画の知識だけでなく、自己表現の仕方も学ぶことができた。この学習を活かして、英語と美術と英語の学際的単元での自己紹介カードの作成では『自分』をできる限り表現したい。
★普段マンガはあまり読んだことがないが、キャラの大切さや面白さを知ることができた。また、日常生活で意識している「感情」についてもよく理解できたと思う。マンガと日常生活は結びついているのだなと感じた。
【生徒記入のふりかえりより】(白水さんへ)
★桃太郎のセリフを考えたり、漫画の名ゼリフを考えたりする活動はとても楽しかったです。また、漫画家のお話を聴く機会はめったにないので良い体験になりました。3時間があっという間でした。お仕事頑張ってください。
★自分は本などを書いたことがなかったので、白水さんのお話を聴いてとても新鮮な思いをすることができました。
←画像をクリックしてください。
高校2年生は総合的な探究の時間に課題研究を進めています。生徒一人一人がそれぞれ探究したいテーマを自由に設定して探究活動を行い、2学期に中間発表、3学期に最終発表をすることになります。何人かの生徒は、コンクール等への出場も目指すことになります。
「主体的・対話的で深い学び」の実現のため、生徒は毎時間「クリティカルフレンド」という手法を使って対話をしています。以下の写真は、実際の授業の様子です。生徒たちが6~7人の小人数グループに分かれて、現在困っていることを共有し、質問をしてもらうことで考えを深めています。
一人が自分の抱える問題を提示し、他のメンバーがクリティカルフレンドになり、提示された問題に対して質問をします。
問題提示・質問・応答・振り返りのサイクルが各人の成長を促します。
他の人の研究過程を考えることは、自分の研究にも役に立っているようです。
道徳の時間を利用して,顔ヨガインストラクターで本校卒業生保護者の宮﨑 真由美さんから話を聞く機会がありました。顔ヨガとは,表情筋を鍛えてストレッチする顔の筋トレのことで,コロナウイルスによるマスク生活で表情が失われたり,人々が口呼吸になっているから,顔ヨガ(笑顔)でそれらを吹き飛ばしていきましょうということでした。
生徒は,宮崎さんの指示に従い,上記のようなトレーニングを行いました。となりの人,前後の友達と顔を突き合わせてやっているその行動は,自然と笑顔を生み出していたようです。
【生徒の感想やメモ】
◯笑顔の大切さを知ることができた。笑顔でいることは人のイメージを変えたり,気分が上がったりするなどの多くのメリットがあるということに気づいた。
◯今回一番驚いたこと「口呼吸は舌の重みがかかり,顔全体が下がり口の中にバイ菌が入り病気になりやすい。」自分は口呼吸だからこれからは鼻呼吸をしようと思った(鼻呼吸は集中力も続くらしい)。
◯笑顔は自分のためだけじゃなくみんなの笑顔にもつながる。顔ヨガはきれいな笑顔につながる。気持ちと笑顔はつながる。
◯顔は筋肉を動かすことによって,小顔になれることを知ったので毎日したいと思う。
顔ヨガ 宮﨑さん
中3の国語の時間に班でスピーチ発表会をおこないました。授業で学習した内容をふまえ、具体と抽象、構成に注意しながらスピーチ原稿をつくり、各自作成した評価規準に基づいてクラスメイトのスピーチを評価しています。中3ともなると発表も評価も自分たちでスムーズに行うことができます。次の時間は評価表をもとにスピーチ原稿の推敲をする予定です。
現在来鹿中のピアニスト,アルベルト ピッツォさんが,縁あって修学館の大講義室で演奏してくださいました。氏の演奏を聞く機会に恵まれたのは中学2年生。演奏を聞く前は,「何でピアノ(の演奏)なんか聞かないといけないんだ。」と言っていた男子がいたとかいないとか。しかし,およそ1時間の演奏を聴き終えた2年生は,みんなピッツォさんの虜になってしまいました。講演後の質問もいつも以上にたくさん出て,「どんな食べ物が好きなんですか?」とか,「どうしてそんなにイケメンなんですか?」といった音楽とは無縁の質問もドンドン飛び出していました。
公演終了後,多くの生徒がピッツォさんにサインをもらうため長蛇の列をつくりました。先述した「何でピアノ(の演奏)なんか聞かないといけないんだ。」と言っていた男子生徒も,列に加わっていたことは言うまでもありません。やはり本物の持つ力はすごい。そう感じさせられた,みんなが演奏に酔いしれた1時間でした。
演奏を披露してくださっただけでなく,生徒のどんな馬鹿げた質問にも丁寧に答えてくださり,また,サインをねだる多くの生徒の対応までしてくださったアルベルト ピッツォさん,本当にありがとうございました。
【生徒の感想】
素早く動く指と響く音,小さい音と大きい音の表現が,何とも言い表せないくらい凄かったです。私も10年ほどピアノを習っていますが,こんなに違うものなんだと思いました。軽やかすぎて,適当に弾いているのではと疑うほどでした。私は普段ピアノの端の音は使わないけれども,ピッツォさんは広い音域を使って演奏をされていて,使う音域の広さでこんなにも差が出るなんてと思うのと,ピッツォさんが鍵盤の魔術師と言われる理由も分かった気がしました。指を高速で動かし,鍵盤を行き来するのは,蜘蛛がはっているかのような速さでした。
ショパンのクラシック曲はアレンジが凄くて,終盤の和音の連発が印象に残りました。その次の曲も聞いたことがあるような気がしましたが,「トムとジェリー」のけんかをイメージしてアレンジをしたと言われていたので,まさにその通りでびっくりしました。
アルベルト ピッツォ氏 鹿児島公演
毎週火曜日7限は小論文の練習をしています。
レクチャーの後は制限時間内に小論文を記入し,記入した小論文はルーブリックを用いて相互チェックを行います。
生徒会のインスタグラムにも投稿しています。どうぞご覧ください。
高3授業(小論文)
高3物理の授業の様子です。
物理演習は問題集を活用して復習を行っています。
相手に説明できることをゴールに指定された問題をグループで解き,一人一人が別のグループに説明しに行きます。
説明する方も説明を聞く方もどちらも学びが起こることを目指して取り組んでいます。
【授業の流れ】
1.問題を解く→2.説明準備→3.説明する・説明を聞く
TikTokの動画もご覧ください!(下の高3物理授業をクリック!)
高3物理授業
5月20日(土)の英語の授業で、第1回オンライン英会話を実施しました。初めて体験する人も久しぶりの人も、ちょっと緊張の表情。手順を確認し予約した時間を迎え、いよいよスタート。ここからは、一人でフィリピン在住の講師と英語で乗り切らなければなりません。ジェスチャーあり、笑顔ありで、予定の25分間が終了。活動後のみんなのふり返りと活動時の画像をご覧ください。
生徒のふり返り
「講師の方がめっちゃ優しくて、いろいろと言い換えてくれました。」
「初めてだったけど、とても楽しかった。もっと色々話せるようになりたい!」
『わからないけど適当にうなずいてたら、「もっと詳しく聞かせて」と言われて焦った!』
「教材選びに失敗した…。(難易度が高かったのか、低すぎたのか!?)」
「思ったよりも会話が通じてほっとした。」
「今日の先生がすごくほめてくれた。」
5月27日(土)の放課後に,SA(サービスアズアクション≒ボランティア)活動を実施しました。今回は本校周辺に生えている雑草除去の作業でした。20分程の活動でしたがかなりきれいになりました。
作業前
作業中
作業後
5月26日、有明のパナソニックセンター東京で第49回実践研究助成贈呈式が開催されました。修学館は、2019年度・2020年度に続いて3度目の助成です。
https://www.pef.or.jp/school/grant/grant_list/
今回採択された研究課題はこちらです。
『学校図書館の「学習・情報センター」機能の充実とICT活用との統合・融合
~国際バカロレア教育における探究学習促進・情報活用能力向上を目指して~』
昨年のIB機構からのコンサル訪問時に指摘・助言いただいた図書館に関するテーマです。いただいた助成金と機会を活用して、探究学習をさらに促進し、生徒たちの情報活用能力を育んでいきたいと思います。
5月27日(土)に保護者向け土曜講座(一緒にお話ししましょう会)の1回目を開催しました。この会は,教育や気になる話題など,学校と保護者の皆様とで,肩の力を抜いてざっくばらんにお話ししながら,一緒に教育等について考えていく勉強会です。
第1回のテーマは「修学館が目指すこと」で、今年度初めての開催でした。担当が校長ということもあり、最初は多少の緊張感がありながら、後半は参加者の皆様と教育について大いに語り合い、盛り上がった会になりました。
5月24日の放課後、図書館で「IBカフェ」が開かれました。前の週に視察に行った奈良県の育英西中・高さんで参加させていただいたものを、さっそく本校でもやってみようということで、視察に行った教員が企画しました。出入り自由で、12人ほどの教員が参加し、視察で見聞きしたことなどIBや教育についてざっくばらんに語り合いました。
第69回県美展に本校生徒が2名入賞しました。このコンクールは,高校生以上の一般(社会人の方がほとんどです)が対象となっていますので,よく頑張ったと思います。
入選 高2 大迫 七子さん(立体デザイン部門)
入選 高2 阿潟浜 里空さん(平面デザイン部門)
現在,黎明館にて作品が展示されています。お時間がございましたら会場へ足を運んでください。本人たちの励みになります。
期 間:5月20日(土)~5月28日(日)
会 場:黎明館(1階と2階に展示がございます)
入場料:大人600円
5月18日㈭の6限に、中学3年生を対象にした道徳授業を実施しました。
主題名「見方を変えれば」
内容項目:自己を見つめ、自己の向上を図るとともに個性を伸ばして充実した生き方を追求すること。
ねらい:自分の持っているよさや個性の発見に努め、それを認め、伸ばしていこうとする意欲を高める。
担当教員は、生徒が自分のよさや友達のよさを見つける際に、ワークシートの進みが遅い生徒にも、個々の生徒のもつ特性やよさをそれとなく伝えるなどして授業を進めていました。ワークシートも練られ、指示の明確さも素晴らしく、グループ活動も活発に行わせていました。日頃の生徒との信頼関係がしっかりと構築されていることが、授業を通して伝わってきました。(授業参観者の感想から)
写真の場所:大講義室(本館2階)
本年度中学2年生は,体験学習の一環として「地域を知ろう」と題して本校周辺の地理や歴史の学習を実施しました。この学習を通して学校周辺の史跡等に目を向けるとともに,歴史や環境などについての意識を高め,愛校心や郷土を愛する心の育成につながる活動になりました。
伊邇色神社
座禅石
鹿児島刑務所跡(現西原商会アリーナ入り口付近)
午前中に地域をグループごとに分かれて探訪し,午後は原良歴史探訪会会長の吉峯栄助氏に「修学館中学校・高等学校周辺の歴史について」というテーマで話を伺うことができました。
5月8日と15日の2回、中学1年の「道徳」の時間に「いじめについて考える」授業をしました。様々な小学校から入学する本校では、いじめについてはできるだけ早く考える機会をつくりたいと考えています。学校教育目標「みんなが学ぶことの楽しさを知り、学び続ける力を身につける」の中の「みんなが」を達成するためにもとても重要です。
第1回は植松勉さん(北海道赤平市にある株式会社植松電機 代表取締役)の「思うは招く」(https://tedxsapporo.com/talk/hope-invites/)のTED動画、第2回は藤原和博さん(「教育改革実践家」東京都初の中学校の民間人校長)の「君の学校にいじめはありますか?」(スタディサプリの〔よのなか〕科コンテンツ)の動画も参考にして考えました。
授業のゴールは、IBのATL(学び方のスキル)のひとつとして示されている「いじめを防止し、撲滅する方法を実践する」には具体的にどうすればよいかを考えることです。(国際バカロレア機構がいじめ予防をスキルとして示しているということは、日本のみならず海外でもいじめはあって、どの国でも問題になっているということだということも伝えました。)
生徒のふりかえりには、「最初は、呼びかけをするくらいしか思いつかなかったけど、2回の授業が終わって、助けるのが1人では無理そうだったらまわりに助けを求める、などの考えも持てるようになったから、もし実際に見かけたら今回考えたことを実行にうつせるようにしたい」など、真剣に考えた跡が読み取れました。
【生徒記入のふりかえりより】
★小学校の道徳では、ある決まった状況でどうするか、みたいなのしかやらなかったから、いじめについてここまで考えたのは初めてだった。今までいじめの分類など考えたことなどなかったが、そのいじめの段階によって適した対策をすることが大事だと思った。いじめをなくすのは生徒だと一番感じた。
★植松さんが夢を語っている時、自分と重ねて考えていた。「絶対無理」「無理に決まってる」と決めつけない「成長マインドセット」で、こうしたら出来るかもと思考を変えてみることが大切だと感じた。
★いじめについては今までも考えたことがあったけど、2回の授業で分類したり、どうしたら減らせるのかを考えたりして、いじめについて深く考え、自分の言葉で表せたと思います。
★そもそもいじめという「わく」が広すぎるなと思った。
★僕は先週と今週の2回「いじめ」について考え、いじめは人のまぬがれない永久の課題だと思う。なぜなら、思春期や反抗期のイライラによるいじめや、不安によるいじめなど、人だったら一度は通るものが原因だから。
★私は今までいじめがないことだけがいい事だと思っていました。苫野先生も言っていたように、小さい空間で交流するのではなく、たくさんの人と交流して、自分の考えを変えたり、よりいいものにしたりしていく必要があると考えます。
★学校のレビューに「いじめが少ない」(と書いてあったような気がする)理由は、この授業の効果かもしれないと思った。
★考えれば考えるほど分からなくなるので、正解のない問いだと思った。しかし、大問題なので、正解のない問いだからと言って考えを放棄するのは違うと思う。また、たくさんの種類の「いじめ」があるので、「いじめ」の三文字で片づけてはいけないと思った。
本日4月28日、熊本大学の苫野一徳先生(哲学者・教育学者)をお迎えして、教育講演会を実施いたしました。(対象:新中1・高1生徒。テーマ:「勉強するのは何のため? 学校で学ぶのは何のため?」)本校でご講演頂くのは5年目となります。
哲学や教育学の知見を新入生の今後の修学館での学びに活かすという目的で、人類の歴史や「自由の相互承認」など難しい内容も含まれる中、たくさんのメモを取る生徒や全体の場で質問する生徒、休み時間に苫野先生を取り囲んで質問する生徒たちの姿が見られました。
講演会終了後もまだまだ話が聞きたい、苫野先生と話してみたいという生徒が集まり、さらにざっくばらんな雰囲気でいっしょにお話しました。
鹿児島修学館中学校・高等学校 生徒心得
鹿児島修学館高等学校 学則
鹿児島修学館中学校 学則
Benesse発刊の教育誌『VIEWnext』に本校の白川教諭(保健体育科)の授業実践が掲載されました。
詳しくは下記の記事をお読みください。
Benesse『VIEW next』12月号(12/15発刊)
https://view-next.benesse.jp/view/bkn-hs/article13038/
本校の掲載記事
https://view-next.benesse.jp/view_section/bkn-hs/article13758/