パナソニック教育財団実践研究助成特別研究指定校として8月5日に公開研究会を実施しました。
「鹿児島修学館パナソニック教育財団実践研究助成特別研究指定校公開研究会 ~探究×生成AI :実践事例から考える教育の今とこれから~」
https://www.pef.or.jp/school/grant/special-school/shugakukan/

本校の実践共有の他、宮崎県立宮崎東高等学校 定時制夜間部の西山正三先生から探究学習における生成系AIの活用事例をたっぷりと共有いただきました。
お話をうかがっていて、五ヶ瀬時代から長らく探究に向き合ってこられた西山先生だからこそ、生成AIの使いどころがどんどん出てくるという感じがしました。探究と生成AIはやはり相性が良いのだと思います。
鹿児島市教育委員会の木田 博教育 DX 担当部長からは「教育の今とこれから」や 鹿児島の事例についてもお話いただき、アップデートされ続けている新鮮で正確で豊富な情報にふれることができ、たいへん勉強になりました。
参加者の方々からも本当に多くの質問をいただき、じっくりとはお答えする時間がなく申し訳ないくらいでした。
【参加者ご感想抜粋】
☆これまで学ぶことができないことが学べてよかった。プロンプトの作り方の質問したのは自分でした。大保先生から良いやり方を学んだのでまずはいろいろ触ってみて、これから実践のほうに持っていきたいと思います。ありがとうございました。
☆これまで個々の生徒に対応できることに限界を感じていたが、これからは対応できることが増えると実感しました。研修を深め、自分でも工夫して実践していきたい。
☆教育および学務の両方で生成AIのアジャイルな試行が進められていて、とても素晴らしいと感じました。ご登壇された先生方、とても素敵なお話を紹介してくださり、誠にありがとうございました。
☆現在勤務している小学校は、来年総合的な学習の時間(探求学習)で町の公開発表を行うことになっています。生成AIを用いて限られた時間を上手にタイムマネジメントして行ったり、生成AIとの対話を通して個律の学びへと変容させていくことを提案したりと同僚に還元できるヒントをたくさんいただけたように感じます。今日は、ありがとうございました。
☆私は高校生なので教育に関しての観点からのお話は少しむずかしかったが、AIの使い方や今現在の使い方を聞いて、自分の課題研究やLDTの活動にどう生かせるかを考えながら聞くことができた。いいアイデアも浮かんだのでとても良い時間になったと思う。
☆初めてAIの存在を知ってから、さほど時間がたっていないのにも関わらず、あっという間に世の中に浸透し、精度も上がり、AIに対して最初に抱いたネガティヴな印象もかなり払拭されたように感じていましたが、今日の公開研究会でさらに確信しました。あなたの学びの伴走者になりうる、は言い得て妙です。まさしくAIをどう使うか、を自分に問うことが重要だと感じました。