2025/09/10
【国際平和デーに向けた取組】中学2年生 平和について考える哲学対話を実施しました
9月21日の国際平和デーに関連して、中学二年生の道徳の授業で、杉原千畝に関する文章を読み、哲学対話を行いました。
哲学対話では、各グループで問いを立て、クラスメイトの考えを聞きながら、自分の考えを深めたり、広げたりしていきます。
↑以前の哲学対話の様子
~生徒が振り返りに書いた、グループで立てた問いと、対話前と対話後の考えの変化(対話前➡対話後)~
・杉原さんのビザを書いたときの心情は? 達成感や嬉しさに溢れたと思う➡ 達成感はあるものの他の救えなかった人の気持ちを考えていると思う。
・なぜ杉原さんはユダヤ人を助けたのか? 眼の前で困っている人を見捨てられなかったから➡ この選択が、ユダヤ人を助けられてかつ自分も生きれるかもしれない一番いい選択だと思ったから
・”なぜユダヤ人をすくったのか? なぜ杉原さんはユダヤ人を救ったのだろうか➡ 杉原さんが救った理由には、「どんな民族でも助ける」という思いがあったということがわかった。
・戦争はどうして起こるのか? 互いの思いやりがなかったから。➡ 土地などの取り合いの争い。
・杉原さんの立場になったときの自分の心情は? 可哀想 ➡助けてあげれるんだったら少しでも助けたい
・戦争はなぜ起こるのか? わからない➡ 復讐心
・杉原さんはなぜ発行し続けたのか? ナチスに連れて行かれる人の顔を見たくなかったから。➡ どんな民族でも助ける
・なぜ戦争が起こるのか? 戦争が起こるのは国と国の価値観の違いがあるからではないか。➡ 国と国とで抱えている問題がある
・杉原さんの心情はどのようなものか? 多くのユダヤ人を助けれて嬉しい➡ 助けられなかった人に対して、申し訳ない気持ちもあると思う気持ち