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9月1日の「防災の日」にあわせて、9月5日の中2道徳では「防災」について考えました。ところで、「災害」と聞いて何をイメージしますか?生徒たちのイメージのほとんどが「天災」によるものでした。
しかし、災害には天災だけでなく、人が原因として起こる「人災」もあります。学校で起こり得る人災について、生徒からは「転落」「争い」「いじめ」という意見が出ました。そこで、学校を「安心・安全の場」にするためにはどうすればいいかを全員が考えました。自分には何ができるかを考えることで、日頃の行動につながることを期待しています。
〈生徒の振り返り〉
・今日は,最初に「災害」について考え,災害とは危険を伴ったり人々を不安にさせたりする,どちらかといえばマイナスなイメージであることに気がついた。これは学校におけるいじめや他者を傷つけることにつながるということをまた知って,今後はそのような身近にある「災害」を防ぐために,自身も気をつけていきたいと思った。
・今日の授業では,先月おこった地震や台風のように災害がくる前に備えるような行動をとるために,防災について学ぶことができた。自分達が真っ先に思いつくのは自然災害だが,他にも人災という人がおこすような災害があり,言葉のナイフではなく,言葉の花束を使うようにして,予防しておくことが大事だと改めて思った。災害についても来るからどうにかするのではなく,来る前から準備しておこうと思った。
6月15日の「総合的な学習の時間」に、中学1年~3年合同で相互発表をしました。
中学3年生は、自分の興味関心に基づいて探究しているテーマについて一人ひとり発表しました。
中学1・2年生は合同のグループで「IBの学びについて」の発表でした。
学年、クラスを越えて交わり、進行も自分たちに任されていましたので、戸惑いも感じることができる経験の場となっていたようでした。
今回の中間発表での気づきや得られたフィードバックをもとに、今後の探究や発表を進化・深化させていくよう期待します。
【生徒記入の振り返りより】
(中学1年生)
・今日は協働スキルの6番を活かして、スライドの完成度を上げることができました。また、発表内で先輩の質問に対し、聞かれていることを正しくとらえ、適切にこたえることができました。
・3年生の発表をはじめて聞いて、自分で計画して実行していてとてもすごかった。私たちも前の中間発表のときよりも上手になっていると思う。
・3年生との相互発表を通して、まとめ方や形式を深く知ることができた。協働スキル・情動スキルを活用できた。
・突然の質問に答えることができなかった。これからはそんな事態になったとしても対応できるようになりたいです。
・途中まではいい感じに進んでいたけど、いきなりトラブルが発生してしまったので、次は起こらないようにする。
(中学2年生)
・中3とも中1ともコミュニケーションをとることができた。
・3年生との相互評価では、来年取り組む探究の参考にもなったし、いいフィードバックももらえて、改善するところも見つかった。
・3年生の発表は自分たちのものよりわかりやすかった。そのくらいになれるようにこれから調整をしていきたいと思っている。そしてもっとリーダーとしてグループ全体を前に出せるようにがんばりたい。
・3年生に発表で少し緊張したけど、中3から学ぶことがたくさんあった。例えば、聞き手が興味を持ってくれるように話し方を意識するなどだ。中3はすごいなと思った。
今年度から本格的にNewspicks Educationを導入しました。
【(クリックするとリンクにとびます)➡https://education.newspicks.com/】
本校で導入している国際バカロレアは、教科書の内容と実社会・世界をつなげる「文脈ある学び」を重視しています。探究学習などでも「ニュースでつながり、学び合う」・「ニュースを素材に対話する」機会を増やしていきたいと考え、導入しました。
4月24日、Newspicks Education運営責任者の蒲原慎志さんに来校いただいて、中学2・3年生向け導入ガイダンスを実施しました。中学2・3年生、200名ほどが参加しました。
蒲原さんのお話は、ニュースというトピックを通して、「ものの見方」や「自分や相手を知ること」などについてワークを交えながら伝えるものでした。国際バカロレアでも重視されているSEL(Social and Emotional Learning:社会的・情動的学習)の要素がたくさんふくまれており、この面でもIBの学びにつながるお話でした。
生徒向けの90分のワークショップに続いて、教職員向けのワークショップも実施しました。「みんなが学ぶことの楽しさを知り、学び続ける力を身につける」という学校教育目標に向かって多くのことを得られた日となりました。
◆以下、参加者感想から
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【生徒】
【教員】