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鹿児島修学館中学校では、入学間もないころに、
漫画家のつくしゆかさんにIBの特別授業をしていただきます。

つくしさんは、『極度の心配性で苦しむ私は、強迫性障害でした!!』という漫画の作者です。
https://san-san-sha.com/?pid=170396154
特別授業では、「強迫性障害」という周囲から理解されにくい障害の当事者として「他者とのかかわり方」について、生徒達に伝えてくださいます。
10月28日、つくしさんからお手紙が届きました。
お手紙の中で、講演後の本校の生徒たちからの質問にも丁寧に回答してくださっていました。
11月の第1木曜日は「ネットいじめを含む、学校での暴力といじめに反対する国際デー」です。
いじめという問題を解決・予防するためにも、つくしさんからうかがったお話が何かヒントになるかもしれません。
期待をこめて、つくしさんからのお手紙を廊下に貼っておきました。

11月8日土曜日、本校主催の「国際バカロレア教育シンポジウム」が実施されます。
今年度は、修学館中高生徒による「生徒から見た修学館のIBの現状・課題」や鹿児島大学教育学部のIB修了生(静岡県加藤学園暁秀高卒)による「IBの学び・大学での学び」等、学習者目線での内容が主です。
教員向けの専門的な内容ではなく、どちらかというと保護者の方々や生徒のみなさん、地域の方々、入学を検討されている方々にIBについて御理解いただく機会として計画いたしました。ご都合がつきましたらぜひ御参加ください。
放課後学びの場で「声磨き講座」が行われ、生徒・教員約15名が参加しました。
講師は高校1年の町田さんです。
講座は以下の流れで行われました。
1. 自己紹介
2. きっかけ
3. 声磨き協会とは?
4. 声磨き体操
5. お悩み相談会

「今の声の状態を知ろう!!」のコーナーでは下記のプリントを用いました。
https://drive.google.com/file/d/1_VZXUt2lat0p27_ND2lDOAteph39orqN/view?usp=sharing
1. 腹式呼吸
2. 表情筋の体操
3. 母音の形状記憶
4. 滑舌練習
5. 姿勢を整えてまっすぐな声を出す
詳しい説明を受けた後、実際に練習を行いました。
https://drive.google.com/file/d/1N_n7lCVi1V6pVLwTF5M-gxQMLQPwUn2U/view?usp=sharing

初めのうちは緊張から思うように声が出せませんでしたが、練習を重ねるごとに自信をつけ、着実に上達していく様子がうかがえました。
最後に、これから日々の中で実践できることとして、呼吸を意識することと声磨き体操を続ける大切さを伝え、講座を締めくくりました。

「ありのままの声を大切にしてほしい」という言葉が心に残りました。
講師の
声が変わればコミュニケーションが変わる。
コミュニケーションが変われば人生が変わる。
声を磨いて新しい人生を。
声の力で日本を元気に。
という力強いメッセージに、声の持つ可能性を改めて感じました。
10月4日(土)の2,3時間目に、中学1・2年生合同でNewsPicks Educationの蒲原さんの講義を受けました。
5月にも合同で講義を行ってもらったのですが、その2回目でした。
前回の講義➡https://www.shugakukan.ed.jp/%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%a6/6413/
今回も前回と同じく、「観方が変われば、世界が変わる」というテーマの講義でした。
今の体の状態に目を向けてみたり、自分の感情を色で認識したりする方法を学びました。
生徒たちにとっては、今の自分の気持ちを大切にすることに気づいたり、自分について知るきっかけになったようです。



≪生徒の感想より≫
・今日は改めて自分を見つめなおせた時間でした。日頃から「なぜ私はこう思ってしまうの?」「やっぱり性格悪い?」と思ってしまうことが多い私にとって、いろいろな感覚を感じるのはとても新鮮でした。また普段関わらない人たちとも交流ができたので、とても楽しかったです。
・自分という人間に向き合えた気がして楽しかった。
・日常生活で自然と、とうそうしたり、固まったり、ほっとしたりして、自分を守る行動をとっていたことに気づくことができました。
・日頃から今日みたいな授業を意識したら生活が今よりもとても楽しくなると思った。
・情動の学び、呼吸や気持ち、身体に視点を向けると、新しい感じ、体験したことのない感じがした。
・楽しかったけど何かあまり頭に入っていないけど覚えているという不思議な感覚でした。
・自分がどうしたら落ち着くかが分かった。
・普段思わないことも真剣に考えることができて。改めて自分は生きている感じがした。
・かもはらさんの授業がとても良かった。もっといろいろ受けてみたいと思った。しっかり今日習ったことを考えたい。寝ても忘れないようにしたい。
月曜の国語の授業では、グループディスカッションを行いました。
《テーマ》※この中から1つを選択
❶関係を結ぶために必要なものは何か。
❷健全でポジティブな人間関係を築くにはどうすればよいか。
❸健全な人間関係を築くために、私はどう貢献できるか。
❹あなたが構築している「関係性」を、周りの人はどう見ているか。
今回は、ディスカッションを通してほかの人の考えに触れ、さらに自分の考えを広げたり深めたりする中で概念理解を進めることをねらいとしました。 そこで、一人一つずつ意識したいATLスキルを決めて、考えを広げ、深めるディスカッションになるように心がけました。 問いが難しく、途中で話し合いが停滞するグループもありましたが、互いに協力しながら最終的にはすべてのグループが結論を出すに至りました。






《生徒の振り返りより》
・それぞれが自分なりの意見を持ち参加ができていたため話し合いが有意義なものとなった。いつも人の話を遮ってしまう癖があるため、今回は特に気をつけながら授業をし、あまり遮らずに進めていくことができた。また、あまり発言してない人にも話しかけてみたりして、更に深まるように努力をしていくことができた。
・概念理解に関して「関係を結ぶために必要なものは何か」という問いを選択し、ディスカッションを行った。同じ集団社会など、関係を結ぶ「場所」や、お互いのことを理解し合うことが必要だという考えが印象に残った。
・それぞれの意見が問いについて考えられているもので、キーワードがいくつか挙げられて分かりやすかった。協働スキルの「他者の意見や見解に積極的に耳を傾ける」を意識しながら、メンバーの意見から自分なりにもっと深く考えることができた。
・話が止まってしまうときもあったが、わたしも積極的に発言ができたので良かった。また、あまり発言できていない人に声をかけてみることもできた。より色んな人の意見を聞くことで考えが深まると思うので、もっと色んな人と話してみたいと思った。
・普段は周りの意見について耳を傾け、共感するだけだったが、今回は自分の意見やグループの意見をクラス全体に伝えた。この活動を行う前の目標だった「協働スキル」を意識して取り組んだおかげかなと思う。今後もグループ活動では協働スキルを活用しようと思う。
・今回の学習では、いつも以上にATLスキルを意識して活動することができた。またそのおかげで、ディスカッション中に沢山の問を立てることができた。グループ内での問いに対する考えも深まり、自分の成長にもグループの人の成長にも貢献することができた。たくさんの学びをすることができた。
・尊重とはなにか。そもそも健全な人間関係とは何かなどたくさんの問いを投げかけることができた。グループの1人が健全な人間関係を築くために私達は遠慮なく発言することで貢献できるというものがあった。私は相手の立場になって考えることにしか考えがなかったため、腹を割ることも大切なのだと気付かされた。
およそ2週間にわたって中学3年生が朝のスピーチ放送をお届けしてきました。
緊張に震える手で原稿を持ちながら5分間も話し続けるのは、想像以上に気力も体力も必要なことです。しかし、聴いてくれている人に声を届けたいという熱意をもって一人ひとりが毎朝やり遂げてきました。 「人の心の中に平和のとりでを築く」ことに少しでもつながっていれば幸いです。

《スピーチより》
「女性だけ」を助けるのではなく、「男女関係なく」助けることが大切だということを寅子は教えてくれました。真のジェンダー平等とは、性別によって権利が異なるのではなく、みんなが平等な権利を持つことだということを気づかせてくれたのです。
先週に引き続き、今週も中学3年生が朝のスピーチ放送をお届けしました。
目の前にはマイクがあるだけですが、その先にいる生徒や先生を想像し、緊張や不安を抱えながらも精一杯言葉を紡いでいます。
そして、月曜日に最後の放送を行います。一人でも多くの人に声が届きますように。




《スピーチより》
世界では、自分の健康を守ることができない状況にある私たちと同じ子どもや、その親がいます。医者不足や適切な治療を受けられず、私たちなら治る病気で亡くなる子供も多くいます。私たちは、日本という平和で、恵まれた環境で育っているからこそ、この地球で今も苦しむ仲間のことを知り、理解し、行動していかなければならないのです。そして、苦しんでいる仲間を守るためにも、まず自分の健康を大切にして生きる必要があります。自分が健康でなければ、苦しむ仲間のために行動することもできません。だから、自分の健康が周りの人の健康につながるのです。
いま、中学3年生の国語では「関係を考える」という単元に取り組んでいます。教科書の論説文を詠んだところで一区切りし、「関係性」という概念を考える時間を設定しています。
木曜と金曜の授業では、他の人の考えにも触れながら、単元の探究テーマ(よりよい関係性の構築のために、私たちにはどのような努力ができるか)や自分で立てた探究の問いについて自分の考えをまとめました。

また、来週のグループディスカッションの準備として、4つの問いについて考えました。
問い❶関係を結ぶために必要なものは何か。
問い❷健全でポジティブな人間関係を築くにはどうすればよいか。
問い❸健全な人間関係を築くために、私はどう貢献できるか。
問い❹あなたが構築している「関係性」を、周りの人はどう見ているか。
どれも、「関係性って何だろう」と考えることを促す問いです。

じっくり一人で考える人もいれば、ほかの人と意見を交わす人もいて、それぞれの学び方で問いに向き合いました。

武田塾の方に来校していただき、放課後学びの場「参考書相談会」を実施しました。

それぞれが自分の現在地を把握し、次のステップに進むためにどのような学習を進めていけば良いか考え、真剣に相談していました。

放課後学びの場で『獣医師について』の講演会を行い、生徒・保護者約20名が参加しました。
講師の方は本校の卒業生です。動物病院以外にも様々なところで活躍されている獣医師について知る機会になりました。














