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今回は2日目午後の「東京大学大学院生との交流」を紹介します!
東京大学大学院生の中村響さん(修学館OG)、飛松大騎さん、村山美耶子さんとお話をさせていただき、様々な学びを得ることができました。
最初は、東大ツアー!
東大の中に入り、飛松さんによる東大の建築の歴史秘話を聞いたり、東大生のあるあるを聞いたり、とても楽しかったです。あの有名な「赤門」の前でも写真を撮りました!
続いて、東大院生の方々との交流です!
僕たちにとって東大院生の方々と対話をする機会は中々ないため、とても貴重であり、たくさんの学びを得ることができました。
学んだこととしては、大きく3つあります。
①視野を広げる方法⇒自分の「当たり前」を考え直す、たくさん経験してたくさん失敗する
②探究活動の意義⇒「学び方」を学ぶもの
③自分が1番だと思えるものを作ることで自信がつく
僕は、1日目と2日目午前の大宮国際中等教育学校での研修で「視野の広さ」を身につけたいと強く思いました。多角的な視点から物事を捉えて判断することは、この先必要な力だと思いますし、これからの社会で求められていることの1つでもあると思います。東大院生の方の話を聞き、視野の広さは、各々の知識やそれまでの経験が大きく影響していて、さらに、どれだけ深く物事を見られているかが関係していると考えました。挑戦がたくさんできる修学館で、これからの課題研究などを通して、自分の興味のあること・好きなことを見つけ、自分だけの最大の武器を作っていきたいです。そうすれば、その過程の中で自ずと視野は広がっていくのではないかと考えます。まずは「とにかく行動!」を意識して飛躍していきたいです。
短い間の研修派遣でしたが、とにかく中身の濃い充実した時間を過ごすことができ、自分自身が大きく成長できた2泊3日だったと思います。研修期間中は、将来について考えることが多かったです。今後は、自分が何をしたくて、どの道に進むのがベストなのか、そのために高校生のうちにどのようなことをするべきなのかを調べ、向き合っていきたいと思います。
今回得られた気付きや学び、新たな考え方を吸収して終わりではなく、新しい挑戦や経験への力として生かしていきたいです。
このような貴重な研修に携わってくださった全ての方々、本当にありがとうございました!
以上で、「東京大学大学院生との交流」の報告を終わります。
高校1年 上山宝晟
私は、この3日間の研修で沢山の貴重な経験をすることができ、新しい気付きや考え方を知ると同時に多くのことを学びました。その中でも一番印象に残っているものは、2日目の大宮国際中等教育学校での活動です。
初日は、体験授業という形で参加をしましたが、2日目は大宮国際の中学3年生と高校1年生の生徒さんに向けて、探究活動で取り組んだパーソナルプロジェクト(PP)の発表を行いました。
同じ活動をしている同世代の方々と交流をするということはなかったので、とても新鮮な気持ちになりました。
この後、大宮国際の生徒さんの発表も観賞させてもらいました。同じ高校1年生とは思えないほど、広範囲の語彙とプレゼンテーション力の高さを持ち合わせていました。
この日は土曜日だったため、通常の授業ではなく、LDTと呼ばれる各々が自分の計画に沿って自分のために過ごす活動が行われていました。その活動の様子も見学させてもらいました。
ワークショップを行っている先生や生徒もおり、良く弾むスーパーボールを製作する、さばいた魚を調理するなど幅広い種類の企画が実施されていました。生徒一人一人が自立をして、自分で学びをプロデュースをするという新しい学び方を知ることができました。
今回の探究活動研修を通して学んだことや得たものを、今後の探究活動に大いに取り入れ、自身のプロジェクトがより良いものとなるように頑張りたいと思います。
高校1年 永岩愛梨
1日目は、大宮国際中等教育学校での体験授業に参加しました。今回の授業で体験した知の理論(theory of knowledge)とは、批判的に思考して知るプロセスを探究する授業で、私たちが「知っている」と主張することについて、一体どのようにして知るのか考察する内容でした。大宮国際の体験授業では、「知識とは何か?」「新しい知識と古い知識はあるのか?」などの概念的なことについてグループで対話を重ねて、ホワイトボードを用いて発表を行いました。知識の定義や概念を明確にするのは難しく頭を悩ませましたが、その過程を通じて、学校生活における脳の情報処理能力が向上し、物事をよりスムーズに分析できるようになりました。
大宮国際の在校生たちが持っている異なる視点や知識の捉え方は、自分自身の考え方や語彙を広げるきっかけになりました。ディスカッションを通じて在校生の方の意見や経験から学ぶことができ、学んだ視野の広さと視点の違いが自分の考えや判断にどのように影響を与えるのか、またどのように活用し学び続けるのかインスピレーションを受けました。これまでとは異なる新しい視点からの考えが多く、言語化が難しい部分もありましたが、多様な表現を用いて楽しく発表を進めることができました。
特に今回の研修では、多様な視点を持った人と接することで、いつもとは違ったフィードバックをもらい、自分の視野が広がりました。その結果、新たな価値観を受け入れる柔軟性が養われました。
高校1年 丸田葵生
私は、この研修で自分の視野の狭さに気づいたり、英語を話すことが好きになれたりとたくさん成長することができました。
このように、多くの学びを得ることができた3日間でしたが、その他にも先生方と仲を深めることができ、さらに思い出に残る研修になりました!
研修の引率をしていただいた先生方の中には、今まで話したことがない先生もいて、最初はとても緊張していました。ですが、うどんを食べたりコンビニに行ったり、活動以外の自由時間や移動時間で仲を深める事ができました。たくさん話すことができてとても嬉しかったです!
また研修中の相談を親身になって聞いてくださり、いい先生方に恵まれていることも実感しました。これからの生活でもたくさんお話しをして、先生方ともっと仲良くなりたいです!
高校1年 堀之内柚嬉
この度,鹿児島修学館では,本校の探究活動をさらに発展させることを目的として,高校1年生と中学3年生から選抜された生徒を対象に,研修派遣を実施しました。
研修は2泊3日の日程で行われ,同じくIB校である,さいたま市立大宮国際中等教育学校の生徒との交流などが実施されました。
鹿児島空港を出発し,羽田空港に向かいます。
保護者の方々に見送られ,生徒たちはこれから始まる学びにワクワクしている様子でした。
無事羽田空港に到着しました。生徒たちはどのような学びを持って帰ってくるのでしょうか,楽しみです。
これからホームページでは,1人1人がまとめた「研修での学び」を紹介していきます。お楽しみに!
鹿児島修学館中学校・高等学校が「ユネスコスクール・キャンディデートの承認」を受けた旨、12月20日付で文部科学省から通知がありました。
今後、国内ではユネスコスクールと同様の扱いとなり、ユネスコスクールネットワークへの加入や活動が可能となります。
さらにユネスコ本部への申請手続きを進め、海外も含めての正式認定に至ります。
https://www.unesco-school.mext.go.jp/about-unesco-school/aspnet/
本校で導入しているIB教育とユネスコの理念はとても近く、IB校として、
今後ますます国際交流や校外での活動を盛んにし、国際的視野を育む機会を増やすのがユネスコスクール加盟の主な目的です。
https://drive.google.com/file/d/1fDMWit6zjddrdHcBtEe31YxTTBVRH7un/view?usp=sharing
いよいよ楽しみにしていたユニバ(大阪の言い方)です。時間通りに集合し、朝食を食べ、ユニバへ。
地球儀の前で写真を撮ったあと入場していきました。アトラクションに乗ったり、お土産を買ったり、食事をしたり、楽しく過ごしていました。
帰りの新幹線に乗車しました。車内では疲れて寝ている生徒もいれば、トランプなどで遊んでいる生徒もいます。あと数時間で着きます。
冬の凛とした冷たい空気に包まれて、世界文化遺産である厳島神社に向かいました。
宮島では、「その土地に住む・働く・訪れる人との交流を通して、旅先を豊かにする」という交流活動を行いました。(2月の保護者会にて生徒たちが成果物を発表する予定です。)
文化に触れ、人と関わり、食をいただき、宮島を満喫することができました。
宮島での活動を終えると、広島に別れを告げ、次の目的地である大阪に向かいました。
2日目午後は大阪城に行きました。多くの生徒が天守閣まで登りました。登る途中たくさんの資料があり時間があればゆっくりみたかったです。大阪に着いてからは、バスガイドさんが着いてくださったので大阪の歴史なども学べました。ホテルでは美味しい夕食をいただきました。病気や怪我もなくみんな元気です。
8時30分に、1人の遅刻者もなく、鹿児島中央駅で出発式をしました。新幹線にスムーズに乗車し、おもいおもいに移動時間を楽しみました。早めのお昼ご飯を済ませ、いよいよ広島に到着しました。
広島駅で到着後、バスで平和記念公園へ向かいました。
平和集会では、各クラスの思い思いの平和を願うメッセージを表現しました。
平和集会後は10人前後のグループに分かれ、ボランティアの方にガイドをしてもらいながら平和記念公園設立に込められた思いを知ることができました。原爆ドームを眼前にしながら目の前の橋(あいおい橋)が原爆投下の目印にされていたという説明を聞き、恐ろしさのようなものを感じました。
広島平和記念資料館でも、実際の被爆者の方のお話を聞き、展示を見ながら、およそ80年前の出来事をひとつひとつ、かみしめました。
その後は資料館をあとにして、フェリーで宮島へと向かいました。もうすっかり暗くなっていて、夜の海を越えていくという非日常的な体験に少し心が弾みました。
宿泊先の宮島シーサイドホテルで夕食を取り、1日目が無事に終了しました。
修学館で,国際バカロレア教育地域セミナーin九州地方(主催:文部科学省)が実施されました。
IB教育推進コンソーシアム事務局から9人,登壇者6人,文科省から3人の方々が来校し,豊富な内容の充実したセミナーでした。
熊本,宮崎からの参加者も多く,南九州でもIBが広まりつつあることも実感しました。