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IB体育では、積極的にICTを活用した授業に取り組んでいます。
ICTを活用した授業では、多様で大量の情報を収集、整理・分析、まとめ、表現することができます。
陸上競技(ハードル走)で、メンバーのフォームを撮影する様子
器械運動(マット)で、グループの演技構成を作成する様子
一般的な体育授業の場合、生徒達の技能差が大きく出てしまうという課題があります。そこで、本体育科の授業では、自分自身が設定した課題に向かって取り組み、1個ずつ積み上げていくような学びとなることで、すべての生徒達が運動を好きになってほしいと考えています。そのような体育授業を目指すうえで、ICTを活用できるのではないかと考えています。
今年度より体育施設にプロジェクターを設置
グループ活動の振り返りをしている様子
生徒達は、毎回の授業の中で、その日の活動の振り返りを行います。今日は何を(内容)、 どのように考え(思考過程)、そこから何を理解し(意味)、何を見い出すことができたか(価値) を振り返る学習活動を行うことで、メタ認知力が養われます。この力が高まると、生徒自身が振り返りを通じて、「探究の何にやりがいを感じたのか」「自分はどう成長したのか」「何が上手くできなかったのか」等を表現できるようになっていきます。 そのことが「次はこれを探究していよう」「次はこうしてみよう」など、次の探究へ主体的に取り組むことにもつながります。また、振り返り活動の成果は、下の写真のような日常生活にも活かされています。以前は、バラバラに脱ぎ捨てられていたスリッパも、今では整然と並ぶことが多くなりました。これも、生徒一人一人が自身をメタ認知し、「振り返りができる人」を体現している成果なのだと感じます。
授業の際の体育館入口の様子
※高等学校の授業の様子については以下をご覧ください。
(2022.12 Benesse発刊VIEWnextに掲載されました)
VIEWnext サイト内記事
6月21日の「総合的な学習の時間」に中1~中3合同で相互発表をしました。
中学3年生は、自分の興味関心に基づいて探究しているテーマについて一人ひとり発表しました。中学1・2年生は合同のグループで「IBの学びについて」の発表でした。それぞれの良い部分やスキルが学年を越えて学校全体に伝わっていく機会になっていたと思います。また、お互いの発表を見ての気づきや得られたフィードバックをもとに、探究や発表を進化・深化させていくよう期待します。
【生徒記入のふりかえりより】
〈中学1年生〉
●3年生は一人でスライドをつくり、私では思いつかないようなテーマを探究していて面白かった。
●3年生の発表を聞けて、自分たちのスライドの参考にしたいと思った。
●3年生からのアドバイスをしっかり生かせるように、すぐに改善することができた。
●3年生の発表を聞いて、何か感覚で違うところがあって尊敬できた。
●三年生のプレゼンは面白いものばかりです。わかりやすく見本にもなりたのしかった。
●先輩と自分たちのスライドは全然見やすさがちがい、先輩のは伝わりやすかったです。
〈中学2年生〉
●先輩たちの発表を聞いて、自分たちのものよりもわかりやすくきれいにまとめられていてすごいと思った。今回の先輩たちからのフィードバックを受けて、最後の仕上げをしたい。
●3年生の発表は、具体的なテーマから抽象的なテーマまで幅広かった。自由でいいんだなー。
●3年生の発表は、すごく堂々としていてとてもわかりやすくて、やっぱりすごいなと思いました。
●死ぬほど緊張しました。先輩たちはやっぱりまとめ方が上手でした。
6月19日(月),授業のまとめとして,ダンス発表会を行いました。
k-popアイドルさながらです
応援団演舞をモチーフに、曲にのせたパフォーマンス
現在、7月23日(日)開催予定のオープンスクールのお申込みを開始しております。
右上のオープンスクールのマークをクリックしていただき、お申込みフォームよりご登録ください。
皆様にお会いできるのを教職員・生徒一同、心よりお待ちしております。
6月上旬,中1の理科授業は「煮干しの解剖」を行いました。みなさん,解剖というとカエル,ネズミ,モルモットなどを思い浮かべるでしょうか。それらの解剖を行おうと思ったら,実に大変な準備が必要となります。実はどのご家庭の食卓にもある「煮干し」を使えば,簡単に解剖実験ができるのです。
中学1年生のみんなも,「え~,煮干しの解剖なんてできるの?」などと言いながら,自分の使う煮干しを選び出し,つまようじやルーペを使いながら,楽しそうに解剖を行いました。
用意されたプリントに細かく分けた煮干しを貼り付け,それがどの部分にあたるのかクロームブックで調べたり,画像としてデータを保存したり,たくさんのことに取り組みました。友達と話すことで情報を共有したり,学び合いを行うことができていたようです。
6月17日土曜日、中学1年の「IB学際的単元」の一環で、漫画家の白水汰一さんによる特別授業が実施されました。
白水 汰一さんプロフィール
主な目的は、AIなどのテクノロジーがあっても、「それでも自分で考えたい・書きたい・描きたい・創りたい・表現したい」という気持ちを高めることです。中学1年生は、ワークショップやクイズを楽しみながら「つくる側」の視点に触れたことで、さまざまな気づきを得られたようです。
【生徒記入のふりかえりより】
★今日分かったことは、イラストや漫画を描くときには、人物の感情を入れると個性やアイデンティティが生まれてくるということだ。また、問いかけなどのタイトルにすることで相手の興味を引き、見たくなるということを知ったので、社会の授業での旅行パンフレットづくりにも役立てると思った。
★「主義」について普段考えたことがないようなことを考えて、貴重な経験をした。マンガやアニメは全く興味がなく、知識もなかったが、その壁を感じず、とても楽しめた。
★今日の授業を受けて、「ネーム」などの漫画の知識だけでなく、自己表現の仕方も学ぶことができた。この学習を活かして、英語と美術と英語の学際的単元での自己紹介カードの作成では『自分』をできる限り表現したい。
★普段マンガはあまり読んだことがないが、キャラの大切さや面白さを知ることができた。また、日常生活で意識している「感情」についてもよく理解できたと思う。マンガと日常生活は結びついているのだなと感じた。
【生徒記入のふりかえりより】(白水さんへ)
★桃太郎のセリフを考えたり、漫画の名ゼリフを考えたりする活動はとても楽しかったです。また、漫画家のお話を聴く機会はめったにないので良い体験になりました。3時間があっという間でした。お仕事頑張ってください。
★自分は本などを書いたことがなかったので、白水さんのお話を聴いてとても新鮮な思いをすることができました。
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高校2年生は総合的な探究の時間に課題研究を進めています。生徒一人一人がそれぞれ探究したいテーマを自由に設定して探究活動を行い、2学期に中間発表、3学期に最終発表をすることになります。何人かの生徒は、コンクール等への出場も目指すことになります。
「主体的・対話的で深い学び」の実現のため、生徒は毎時間「クリティカルフレンド」という手法を使って対話をしています。以下の写真は、実際の授業の様子です。生徒たちが6~7人の小人数グループに分かれて、現在困っていることを共有し、質問をしてもらうことで考えを深めています。
一人が自分の抱える問題を提示し、他のメンバーがクリティカルフレンドになり、提示された問題に対して質問をします。
問題提示・質問・応答・振り返りのサイクルが各人の成長を促します。
他の人の研究過程を考えることは、自分の研究にも役に立っているようです。
道徳の時間を利用して,顔ヨガインストラクターで本校卒業生保護者の宮﨑 真由美さんから話を聞く機会がありました。顔ヨガとは,表情筋を鍛えてストレッチする顔の筋トレのことで,コロナウイルスによるマスク生活で表情が失われたり,人々が口呼吸になっているから,顔ヨガ(笑顔)でそれらを吹き飛ばしていきましょうということでした。
生徒は,宮崎さんの指示に従い,上記のようなトレーニングを行いました。となりの人,前後の友達と顔を突き合わせてやっているその行動は,自然と笑顔を生み出していたようです。
【生徒の感想やメモ】
◯笑顔の大切さを知ることができた。笑顔でいることは人のイメージを変えたり,気分が上がったりするなどの多くのメリットがあるということに気づいた。
◯今回一番驚いたこと「口呼吸は舌の重みがかかり,顔全体が下がり口の中にバイ菌が入り病気になりやすい。」自分は口呼吸だからこれからは鼻呼吸をしようと思った(鼻呼吸は集中力も続くらしい)。
◯笑顔は自分のためだけじゃなくみんなの笑顔にもつながる。顔ヨガはきれいな笑顔につながる。気持ちと笑顔はつながる。
◯顔は筋肉を動かすことによって,小顔になれることを知ったので毎日したいと思う。
顔ヨガ 宮﨑さん