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先週に引き続き、今週も中学3年生が朝のスピーチ放送をお届けしました。
目の前にはマイクがあるだけですが、その先にいる生徒や先生を想像し、緊張や不安を抱えながらも精一杯言葉を紡いでいます。
そして、月曜日に最後の放送を行います。一人でも多くの人に声が届きますように。




《スピーチより》
世界では、自分の健康を守ることができない状況にある私たちと同じ子どもや、その親がいます。医者不足や適切な治療を受けられず、私たちなら治る病気で亡くなる子供も多くいます。私たちは、日本という平和で、恵まれた環境で育っているからこそ、この地球で今も苦しむ仲間のことを知り、理解し、行動していかなければならないのです。そして、苦しんでいる仲間を守るためにも、まず自分の健康を大切にして生きる必要があります。自分が健康でなければ、苦しむ仲間のために行動することもできません。だから、自分の健康が周りの人の健康につながるのです。
いま、中学3年生の国語では「関係を考える」という単元に取り組んでいます。教科書の論説文を詠んだところで一区切りし、「関係性」という概念を考える時間を設定しています。
木曜と金曜の授業では、他の人の考えにも触れながら、単元の探究テーマ(よりよい関係性の構築のために、私たちにはどのような努力ができるか)や自分で立てた探究の問いについて自分の考えをまとめました。

また、来週のグループディスカッションの準備として、4つの問いについて考えました。
問い❶関係を結ぶために必要なものは何か。
問い❷健全でポジティブな人間関係を築くにはどうすればよいか。
問い❸健全な人間関係を築くために、私はどう貢献できるか。
問い❹あなたが構築している「関係性」を、周りの人はどう見ているか。
どれも、「関係性って何だろう」と考えることを促す問いです。

じっくり一人で考える人もいれば、ほかの人と意見を交わす人もいて、それぞれの学び方で問いに向き合いました。

武田塾の方に来校していただき、放課後学びの場「参考書相談会」を実施しました。

それぞれが自分の現在地を把握し、次のステップに進むためにどのような学習を進めていけば良いか考え、真剣に相談していました。

放課後学びの場で『獣医師について』の講演会を行い、生徒・保護者約20名が参加しました。
講師の方は本校の卒業生です。動物病院以外にも様々なところで活躍されている獣医師について知る機会になりました。


9/24(水)から中学3年生が朝のスピーチ放送を開始しました。
この取り組みは、国際平和デーに端を発し、国語の授業で作成した「SDGsをテーマに他者に影響を与えるスピーチ」を学校全体にも発信し、よりよい世界の実現につなげたいという思いで始めました。

「人の心の中に平和のとりでを築く」ことにつながればという思いで、心を込めてスピーチ放送を行います。

《スピーチより》 あなたは、「自分自身が世界を変えることができる」と思いますか? 私は、自分の気持ちや行動次第で、世界を変えることができると思います。 実際に、今までの歴史の中で、自分の考えを世界に訴えたことが世界や人々を変えるきっかけになっている偉人が何人もいます。もしかしたら、あなたも歴史上の偉人のように世界に影響を与えることができるかもしれません。 「今」世界を変えるために一歩を踏み出してみませんか?
意見文作成もいよいよ大詰めです。

ワークシートに沿って構成メモを考えています。

いよいよ次の時間は今日考えた構成メモに基づいて意見文を書きます。

どんな意見文ができあがるのでしょうか。

鹿児島修学館では、中学2年生と入学間もない中学1年生とが「総合的な学習の時間」に合同のグループを組んで活動します。
1学期から夏のオープンスクールまでが主な活動期間ですが、9月に振り返りとレポート作成を行います。これまでの学びを一人一人が探究レポートにまとめました。この半年間の活動ごとの振り返りを見返しながら、活動の中でどのようにスキルを磨くことができたか、自分の中でどのような変容があったかを自分の言葉にしてレポートにまとめました。

今週で全ての学習を終え、グループは解散となりました。
4月にグループを組んだばかりの頃には緊張しているような表情もあり、
「協働スキル」を発揮するのも難しい状況もありました。
数か月経って、コミュニケーションもスムーズで和やかになり、グループはチームとして機能するようになりました。
【生徒振り返りより】
☆異学年で交流するのがあらためて楽しいなと思った。
☆よくわからない大きな課題をみんなで頑張り解決できた。
☆異学年と交流しながらIBについて考えることで、IBを1年以上学習した私達と、入学して間もないIB知りたての一年生の2つの視点で考えることができたりしてそれが面白くてたのしかったので、学ぶことの楽しさを感じることができたのではないかなと思いました。
☆私は、国語や数学のような教科についての知識を身につけることだけが「学ぶこと」ではないと改めて感じました。今回のようなグループで活動するときに「どのような感じで回していくのがうまくいくのか」や「どどのような表現をすればうまく伝わるのか」などのことを学んでいくことはとても興味深くて面白いと思いました。こういう楽しさを感じられるのも様々なことを学んでいくうえで大切にしていくべきことなのではないかなと考えました。
【生徒が記入した『来年の中学1,2年生に向けてのアドバイス』】
☆早く作ろうとして、急いでしまったりすると、意外なところでミスしていたりして、逆に遅くなるし、大変なので、一歩一歩、相手に伝わりやすいかなということを考えて、スライドを作っていってほしいです。
☆まずは、1年生と2年生が気軽に質問やアドバイスをしあえるくらいまで打ち解けておくことは大切です!とても仲良くはならなくてもいいですが、最初のような緊張感を持ったままだと連携が取りづらくうまくいかないことが出てくるので、早めに打ち解けることは大事です!その一歩としてお互いの名前をしっかりと覚えるといいです!また、しっかりと計画をグループ全体が把握しておくことが大切です。リーダーのみではなくみんなが理解していると誰かが忘れてしまっていても呼びかけをし合うことが可能だからです。あとは、先輩や先生方、保護者の方などの経験を積んできている人から客観的な意見をもらったらしっかりと受け止め適度に取り入れることが大切です!
☆まず、2年生は2年生内だけではなく、1年生とも話し合ったりしてスライドを作っていったりしてほしいと思いました。理由は、今回私達は実際2年生側として合同総学に参加して1年生に助けられた部分が多かったし、入学したてでIBについて初めて知った子たちのほうが初心者にうまく説明できるという部分もあってたくさん助けてくれたからです。本当に感謝しているからこそ来年は2年生としてIBたくさん知ってる側としてする1年生には今回みたいに1年生に助けられたり助けてあげたりしながら進めてほしいとおもったからです。
次に、1年生は2年生にたくさん質問したりわからないところはすぐに聞いて理解するようにしてほしいと思いました。なぜなら、私は1年生のころたくさん2年生に質問したからこそIBについて深く知るきっかけになったし、今IBについてしっかり知っている理由なんじゃないかなって思います。それくらいこの総学は重要だからこそたくさん質問して理解を深めてほしいと思います。
今日は図書館を利用しました。

先日選んだ国際デーからそれぞれテーマを決めた生徒たち。テーマに対する自分の意見を支える根拠を探しています。 1学期に「根拠の信頼性」という観点で「モアイは語る」を読み進めました。
自分の意見の根拠えらびでも、選んだ根拠に信頼性があるかどうか考えながら活動しています。

また、テーマが大きすぎると選ぶ本が絞りにくいことに気づいた生徒もいました。

こうした活動を通じて、生徒たちは様々な学びを得ているようです。

次回は国際デーに関連した具体的な取り組みを考える時間です。
さいたま市にある大宮国際国際中等教育学校の生徒のみなさんと本校の中学3年と高校年1年生がオンラインで交流会を行いました。
大宮国際中等教育学校とは昨年度から同じIB校として生徒たちが交流しています。
今回の実施の主な目的は、
①IBMYP校の探究学習(パーソナルプロジェクト)の成果物として提出したレポートについての振り返り
②大宮国際中等教育学校の教育活動の一つであるLDTについての情報収集
の2つでした。

お互い初対面でしたが、質問を投げ合いながら生徒同士で交流会を作り上げてくれました。

以下参加生徒の振り返りの抜粋です。
・大宮国際と交流して、修学館はIBについてまだできることがあるんだなと実感することができました。
・今日の交流会を通して、修学館に貢献したい!という気持ちが強くなりました。今後もこのような交流会があることで、自分の目指すべき場所、ゴールが明確になっていくんじゃないかなと思います。このプロジェクトを通して、「みんなのために行動する」ことの意味、達成感、得られるものについて、考えを深められたらいいなと思います。
・お互いの学校の特徴などから学べることがたくさんあったため、今後も交流を続けていきたいと思いました。また、もし何か協同してできることがあればぜひ交流の新たな切り口にできたらよいなと思いました。


















