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9月21日の国際平和デーに関連して、中学二年生の道徳の授業で、杉原千畝に関する文章を読み、哲学対話を行いました。
哲学対話では、各グループで問いを立て、クラスメイトの考えを聞きながら、自分の考えを深めたり、広げたりしていきます。

↑以前の哲学対話の様子
~生徒が振り返りに書いた、グループで立てた問いと、対話前と対話後の考えの変化(対話前➡対話後)~
・杉原さんのビザを書いたときの心情は? 達成感や嬉しさに溢れたと思う➡ 達成感はあるものの他の救えなかった人の気持ちを考えていると思う。
・なぜ杉原さんはユダヤ人を助けたのか? 眼の前で困っている人を見捨てられなかったから➡ この選択が、ユダヤ人を助けられてかつ自分も生きれるかもしれない一番いい選択だと思ったから
・”なぜユダヤ人をすくったのか? なぜ杉原さんはユダヤ人を救ったのだろうか➡ 杉原さんが救った理由には、「どんな民族でも助ける」という思いがあったということがわかった。
・戦争はどうして起こるのか? 互いの思いやりがなかったから。➡ 土地などの取り合いの争い。
・杉原さんの立場になったときの自分の心情は? 可哀想 ➡助けてあげれるんだったら少しでも助けたい
・戦争はなぜ起こるのか? わからない➡ 復讐心
・杉原さんはなぜ発行し続けたのか? ナチスに連れて行かれる人の顔を見たくなかったから。➡ どんな民族でも助ける
・なぜ戦争が起こるのか? 戦争が起こるのは国と国の価値観の違いがあるからではないか。➡ 国と国とで抱えている問題がある
・杉原さんの心情はどのようなものか? 多くのユダヤ人を助けれて嬉しい➡ 助けられなかった人に対して、申し訳ない気持ちもあると思う気持ち
中学2年生の国語ではunit2の総括的課題に取り組んでいます。
「9月の国際デーからテーマを設定し、自分の住む自治体の市長・町長にむけ、自治体で行う取り組みまたは提言を発表する」ために意見文とプレゼンテーションを作成します。今日は1時間目でした。

国際デーにどのようなものがあるか調べ、テーマを設定するという難しい活動でしたが、みな熱心に取り組んでいました。

「なんとなくこの国際デーおもしろそう」「今日が国際識字デーだから識字デーで意見文をつくろう」など、国際デーを選択する段階から個人の興味関心や性格が表れていました。

9月いっぱいかけて国際デーについて考えます。
どんな意見文とプレゼンテーションができあがるか、いまからとても楽しみです。

パナソニック教育財団実践研究助成特別研究指定校としての研究が進んでいます。
【研究課題】
『中学・高校での探究学習・自己調整学習を充実させる生成系AI活用の校内浸透 ~評価や振り返りにおけるメタ認知能力育成等を目指した環境整備と活用方法の蓄積・共有~ 』
詳細はコチラから➡https://www.pef.or.jp/school/grant/special-school/shugakukan/?tabtrg=box02
夏季後期講習企画で、鹿児島地方裁判所の見学会を実施しました。
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裁判所の概要や裁判員裁判についての説明を受けたあと、現職の裁判官と対話する時間もあり、生徒からは素朴な質問が数多く出されました。また、法服を試着して裁判官席に座るなど、普段ではできない貴重な体験をさせていただきました。
生徒の振り返りからは、「司法を身近に感じることができた」、「裁判官や検事、弁護士などの仕事を肌で感じることができ、進路選択の視野が広がった。」などの感想がよせられ、学校での学びと実社会のつながりを実感した生徒も多く、大変有意義な機会となりました。
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見学会実施のために、お時間を作っていただいた裁判所職員の皆様方、ありがとうございました。
8月23〜25日にボランティアアワード2025全国大会(新宿住友ビル三角広場)に出場ました。全国各地より延べ200団体が応募し、その中から企業協賛賞を獲得することができました。評価していただいたカーコンビニ倶楽部様、大変感謝申し上げます!副賞として電動アシスト自転車1台が学校に寄付されるようです。「火山灰と共に生きる」をテーマに、火山灰のことや活用事例等をより多くの知ってもらうことでマイナスなイメージをプラスに転換できないか?とグループ一同努力を重ねてきました!この大きな舞台で賞を受賞できたことを大変嬉しく思いますし、活動を評価してくださったことで、生徒達の自信にも繋がっているようです。大会ゲストの泉谷しげるさんが「一日1偽善」と仰っていたように、ボランティアは自慢気におこなうものではなく、自分達が他者に元気を与えるために、自分に無理のない範囲で日々こつこつと積み重ねることが大事なのだと改めて感じさせられました。大会期間中は、大会委員長のさだまさしさんを始め、多くの芸能人の方々や協賛企業の関係者様、全国の先生方・生徒達より、鹿児島の豪雨災害を気にかけていただいたと同時に励ましのお言葉をかけていただきました。また、能登半島や東北地方への災害ボランティア活動に励むそれぞれの地元の生徒達の声も聞くことができ、生徒共々大変エネルギーをいただきました。貴重な体験ができた2日間でした。また来年も、皆様に活動の経過報告ができるようこの舞台に戻ってきたいと思います!応援いただいた皆様ありがとうございました!
8月15日(金)に開催された「平和へのメッセージfrom知覧 第36回スピーチコンテスト」に中学3年の楮山さんと山﨑さんが出場し、いのちの尊さや平和の大切さを伝えるスピーチを行いました。
コンテストの結果は、梶山さんが優秀賞を山﨑さんが特選を、さらには学校賞もいただきました。
結果➡https://www.chiran-tokkou.jp/contest_last.html
二人はスピーチコンテストに向けて夏休み中も練習を重ね、平和への思いを伝えるということに真摯に向き合ってきました。
当日は会場で多くの人にその想いを力強く届けることができました。
戦後80年という節目に、いまが戦前にならないよう、今ある平和を継承していく使命を強く感じる一日となりました。
パナソニック教育財団実践研究助成特別研究指定校として8月5日に公開研究会を実施しました。
「鹿児島修学館パナソニック教育財団実践研究助成特別研究指定校公開研究会 ~探究×生成AI :実践事例から考える教育の今とこれから~」
https://www.pef.or.jp/school/grant/special-school/shugakukan/
本校の実践共有の他、宮崎県立宮崎東高等学校 定時制夜間部の西山正三先生から探究学習における生成系AIの活用事例をたっぷりと共有いただきました。
お話をうかがっていて、五ヶ瀬時代から長らく探究に向き合ってこられた西山先生だからこそ、生成AIの使いどころがどんどん出てくるという感じがしました。探究と生成AIはやはり相性が良いのだと思います。
鹿児島市教育委員会の木田 博教育 DX 担当部長からは「教育の今とこれから」や 鹿児島の事例についてもお話いただき、アップデートされ続けている新鮮で正確で豊富な情報にふれることができ、たいへん勉強になりました。
参加者の方々からも本当に多くの質問をいただき、じっくりとはお答えする時間がなく申し訳ないくらいでした。

【参加者ご感想抜粋】
☆これまで学ぶことができないことが学べてよかった。プロンプトの作り方の質問したのは自分でした。大保先生から良いやり方を学んだのでまずはいろいろ触ってみて、これから実践のほうに持っていきたいと思います。ありがとうございました。
☆これまで個々の生徒に対応できることに限界を感じていたが、これからは対応できることが増えると実感しました。研修を深め、自分でも工夫して実践していきたい。
☆教育および学務の両方で生成AIのアジャイルな試行が進められていて、とても素晴らしいと感じました。ご登壇された先生方、とても素敵なお話を紹介してくださり、誠にありがとうございました。
☆現在勤務している小学校は、来年総合的な学習の時間(探求学習)で町の公開発表を行うことになっています。生成AIを用いて限られた時間を上手にタイムマネジメントして行ったり、生成AIとの対話を通して個律の学びへと変容させていくことを提案したりと同僚に還元できるヒントをたくさんいただけたように感じます。今日は、ありがとうございました。
☆私は高校生なので教育に関しての観点からのお話は少しむずかしかったが、AIの使い方や今現在の使い方を聞いて、自分の課題研究やLDTの活動にどう生かせるかを考えながら聞くことができた。いいアイデアも浮かんだのでとても良い時間になったと思う。
☆初めてAIの存在を知ってから、さほど時間がたっていないのにも関わらず、あっという間に世の中に浸透し、精度も上がり、AIに対して最初に抱いたネガティヴな印象もかなり払拭されたように感じていましたが、今日の公開研究会でさらに確信しました。あなたの学びの伴走者になりうる、は言い得て妙です。まさしくAIをどう使うか、を自分に問うことが重要だと感じました。
7月27日〔日〕のオープンスクールのお申し込みは、準備の都合上、本日(7月26日〔土〕)の11:00で一旦受付を終了させていただきます。
なお、明日(7月27日〔日〕)、当日受付も行いますので、本日お申込みいただけなかった方は、当日受付でお願いいたします。
お手数をおかけいたしますが、ご理解とご協力、よろしくお願いいたします。
中3国語の1学期最後は和歌の単元でした。

古文の授業をしていると、「なぜ古文を学ぶのか?」という問いを耳にすることがあります。
これは、今回の単元の探究テーマである「私たちはなぜ時間・空間・場所を越えるのか?」に通じる意義深い問いです。

この問いに自分なりのこたえを探究すべく、現在中学3年生が取り組んでいるのが「和歌の超解釈」です。
分析を通して理解を深めた和歌と自分自身とのつながりを何か見いだせないか、同じきもちを感じる体験はなかったか、似たような景色を見たことはなかったか。
じっくりと考えながら、課題に取り組んでいます。

先日、中学3年生の社会科の授業で、「起業に挑戦しよう!」というテーマに取り組みました。この授業では、生徒たちが株式会社の仕組みを学ぶだけでなく、実際にどのような産業があり、どの分野での起業に可能性があるかを深く掘り下げて探究しました。
そして各グループが考えた「株式会社」の事業計画を発表し、生徒たちからは起業に対する高い関心が感じられました。

















